酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

モトックスの試飲会

大阪モントレにてモトックスのワインの試飲会がありました。

このところ、料飲店さんからのワインの注文が増えているので、日本酒のみならず、ワインも頑張らにゃいけません

今日は一人ぼっちだったのですが、これがまた快感でした。

かなり大きな試飲会で、フレンチやイタリアンのシェフも仰山お見えでしたし、北イタリア人など外人さんのお姿もちらりほらり・・・・なのでその人たちの会話がとても興味深かったです。私はここ20年間日本を脱出したことがないので、滋賀の地酒の蔵元のように足繁く通うどころかワイン醸造現場を一度たりとも見たことがありません。なので、このような試飲会はある意味、生の空気に触れるええ機会です。

一口に魚介類といってもその料理方法によって合わせるワインはちがってきますし、グラス売りするのかボトル売りをするのかによって選ぶワインも違ってきます。シェフの方々も真剣にワインを選んでおられました。

今苦戦してはるのがフランスの高級ワイン。ニューワールドのチリ・アルゼンチンがますます安くておいしいワインを作って来ているので、その何倍ものお金をだして伝統と格式のあるフランスワインを買う人は減ってきています。私も正直3000円を超えると6000円のワインも8000円のワインもわかりませんでした。微妙な香りや余韻・・・・やのにそれで値段がどんどん跳ね上がっていくのは日本酒との大きな違い。

で、やっぱり注目したのは安くておいしいワイン。日本酒と同じく小川酒店のワインも1000円から2000円までで納得の品揃え・・・・を目指したいとおもいます。

一番のみっけもんは、アルゼンチンワイン950円の パソエルポルテイーリョ と1200円 コロニア ラス リエブレス ボナルダ(舌がもつれそうやけど・・・)ユーロの関係であっちゃこっちゃで値上がりしている中でここ、アルゼンチンはドル建てなので安くておいしい!
しかも作り手はイタリア人!キーワードは『新旧のバランス』果実味たっぷり・・・・が酸もしっかりしているのでとてもバランスが良いのです。