酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

葉加瀬太郎

器の馴染みのお客様に誘われて、久しぶりのコンサート。

葉加瀬太郎

太郎さんのヴァイオリンの音色の素晴しさ。そして太郎さん率いるチェロ・ピアノ・ギター・コントラバス・パーカッションの面々は、それぞれに太郎さんに負けないくらいの個性あふれる存在感で、皆が大好きになりました。ヴァイオリンを壮大にそしていかにも楽しそうに奏でながらも、太郎さんは指揮者のように、なんともいえない暖かさで皆の音をまとめ上げ、音楽を創り上げていかはりました。会場は盛り上がりすぎるくらいに熱くなっていて、未だ興奮さめやらぬ私。チェロの柏木さんが、反り返りながら大きなチェロをヴァイオリンみたいに弾く瞬間は圧巻。柏木さんもええ感じ。今度平安神宮 月夜の宴でも古澤巌さんらとやらはるんやて・・・いきたああい!

太郎さんの音楽はジャンルを超えて、感動を呼びます。リスト・バッハの本格クラシックもそれは見事やったけど、アイリッシュ音楽やJAZZやクラッシックをアレンジした新しい味わいの曲・そしてオリジナル・・・・いくつもの音楽を生で楽しめて、それに関西弁のトークやプログラムの流れも私らを十二分に楽しませてくれはりました。音響も素人の私ではありますが、ものすご良かったです。

太郎さん曰く、コンサートで舞台から会場を見る感じは、真っ黒な海でヴァイオリンを奏でている感じなんやて

後面白かったのは、太郎さんのコンサートツアーの特徴はエンゲル係数が高い事。ポーランドのピアニスト マチェックはなんとツアーで12キロも肥えはったそうです。行く先々で美味しいもんを食べ、飲むのが何よりの楽しみとか。ええなあ。ちなみにマチェックはポーランドに帰って完璧に体重を元に戻し、このツアーの食バージョンの準備も万端やそうで、ただ今成長過程やそうです

間近に迫ってきたコンサート。そして今宵の感動・・・・・・が、不安はむしろなく、きっと皆に喜んでもらえるコンサートになるなって、楽しみになってきたのがちょっと不思議です。

あ~~~~~行ってよかったです。音楽って最高や