酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉の会 IN マンボウ

久しぶりの大阪での酔醸会イベントが日本橋にあるお好みハウスマンボウさんでありました。ゲストはもちろん上原績専務。今回はさすが不老泉ということで いっぺんに満席となりまして、大概当日キャンセルはあるはずやのにキャンセルのキャンセルなんかもあったりして、ほんまに満員御礼。不老泉といえばやっぱりお燗ということで、まずは常温でそのあとお燗という段どりで会が進められました。また績専務とあひるちゃんのコンビもすばらしく、四角い仁鶴がまあるくおさめる生活笑百科みたいに愉快でもありました。

わてらは今回はお燗ブラザーズならぬお燗シスターズ。姉御のご指導の下 不老泉の魅力がよりわかるようにプログラムを組みまして、また温度帯をみながらできるだけ一番ええお燗温度で出ださせていただくようにしました。

大御所であり人気者の木桶純米大吟醸は大人気のお酒でしたが、37度のピンポイント。お燗は難しい・・・!

雄町や赤ラベルは中途半端な温度よりもむしろ55度くらい突っ切ってしまったほうが輪郭がはっきりし、またお燗がさめていくさまもまたよろし・・・でした。

唯一の速醸でありまた20BYの純米吟醸生原酒は50度のお燗が完璧!が、一連のプログラムを終えた後の遊び燗で、37度の人肌燗が好みの方もおられ嗜好品であることあらためて・・・・。

後のアンケート結果を見せていただくと、とても丁寧なありがたいコメントを頂きました。3年後に赤ラベルになるはずの未出荷タンク68は、大きく好みが分かれました。また紫ラベルもしかり。独特の癖がお燗をするとまあるくなるのですが、その癖のお好きな人には常温を好まれましたし・・・・いろいろや。マンボウさんのお人柄が伝わってくるような、これまた温かな雰囲気の常連のお客さんにも支えられて・・・皆さんお燗マジックを堪能してくださり、なんかとても満足の充実した時間をすごさせていただきました。

マンボウさんには、美味しいお蕎麦も〆に打っていただき、また大変良くしていただきありがとうございました。