酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

酒と醸しイベント 第一回学習会

大雨の中でしたが 皆さん全員おいで頂きましてありがたいことです。

9月のイベントに向けての説明と質疑応答 そして 喜多社長の酒講座のあとは お燗の巻。

5種類のお酒を常温40度50度60度の4種類に分けて 丁寧に味をみて 自分にとってどれが好みか 手を挙げていただきました。

思ったことはほんまに飲み方万流やということ。

私は 特別本醸造は きっりと冷やすかもしくはお燗なら60度まで上げたほうが好みでした。

酸味旨味たっぷりの特別純米は 40度くらいのほうがコメの旨味が生きるようにかんじましたが、おけいはんの一言 60度のお燗冷ましが美味しい!ということばに 皆さん同感の声が・・・・なるほど上げて下げるお燗や。これはとても興味深い反応でした。

辛口純米吟醸 生と火入はそれこそ様々な温度帯にわかれまして これは常温も人気でした。私はお燗をつけるとよりいっそう 肴が欲しくなるように思いました。風邪をひいてはった喜多さんが 風邪によりよけいに辛く感じるというコメントもなかなか興味深かったです。

そして最後の10年大古酒。これは みごとに常温がお好きな人はゼロ!お燗することで 10年の歳月を経て眠っていた旨味がお燗することで 美味しく花ひらきまして まるで紅白のトリを務めるように皆の笑顔が

全般的に 熱燗にすると輪郭がはっきりしてくる・・・ぬる燗にすると とがっていたものの角が取れてまあるくなる感じやろか。あと 耳をダンボにしたくなる コメントが飛び交っていましたが 聞き取りきれず…また ぜひとも聞いときます。

喜多社長曰く ご自分のものさしを持ちながらも とらわれない大らかな…そして自立した酒飲みになっていただきたいと。

お燗は深し!!そして 楽し!

後半サポーターの方がお燗サーブをかってでてくれはりまして とても助かりました。ありがとうございました。皆さんそれぞれのお酒の楽しみ方をおもちで今年のサポーターさんもむっちゃ 期待!!!です。今後ともよろしくおねがいします。

お疲れ様でした。充実した時間をありがとうございました。