酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

宵々醸亭

宵々醸亭が無事に終わりました。

今回は告知がものすご遅かったので人の入りがなんとも予想できず、その上8時にほん近所の曳山会館でのコンサートを終えた方々が結構やはりまして、やけどその中のどれだけがお越しになるかも?

ということで 責任者?の私としては お酒はすぐに追加できるものの食べるもんであわあわ!コンサートのあとのひとは ご飯モノが欲しいとのことやったのですが 玄米おにぎりも 今回の新作八百与のおつけもん寿司もほぼなくなりつつあり、慌ててご飯を炊きに帰る状況でした。

朝からは一生懸命 盛り付けをしました。食べてくれはる人の顔を思い浮かべつつ お酒に合うかなあと思いつつ 肴を創るそして盛りつけるのは楽しいもんや。けど盛り付けっちゅうもんも数が増えると大変で 美しい八寸などの盛り付け・・・いつもうっとり眺めていますけど、ほんまに大変なんやなあと思いました。最初は写真を撮る余裕もあったんやけど・・・
何でもない無花果の生ハム巻なんかも なんやかんやいうてるうちにどんどん時が過ぎて焦るばかり。

なので 開店してからも 酢飯をにぎったり 盛り付けたりの作業があって 今回現場にいてられなくて 平井さんを始めすたっふの皆様に感謝するばかりなりでした。

新作八百与のおつけもん寿司はFさんのアイデイアでして これは良かった!色も綺麗やし。頂いたべんり酢が大活躍!

欲張り過ぎて美しくないので反省…八百与さんのもろみ味噌やフキノトウ味噌や奈良漬け刻みを乗せた田楽4種。

綾月さんとアケミさんから教えてもろた里いもコロッケと 長芋ステイック揚げも 美味しい!これは 我が家の定番にせねば・・・ 福井さんのごっつおうも らっきょを隠し味にした鶏ハンバーグやポテトとアンチョビのマヨネーズ和えや 豚バラと生姜漬け炒め大葉添えやら いかにもお酒に合いそう! アケミさんはお揚げのカナッペ(浅茅生の酒粕 九重味噌 クリームチーズ 葱 生姜 人参 蓮根 林檎!) じゃが芋と柿のへしこ和えは土佐酢と燻製パプリカがみそ。またじゃが芋の千切りはさっと湯通しするのもみそやそうです。

ここち夢さんからは いい(鮒飯)と干した無花果のあえもん、酢〆秋刀魚ときのこの和え物 お芋入りおから 烏賊の塩辛の大根ぴりからと さすが皆さん力作ぞろい。

辻さんは酒と醸しいべんとで浅茅生に合わせるために開発した まさに浅茅生にあうサラダ。

ごちそうさまでした。
 
おつぎはお酒談義にあいなります。