酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

結の会 宝山園

宝山園さんに 試食試飲会にいってきました。

こんなええ機会を与えてくださったのやから ちゃんとそれに私なりに答えんと・・・・と 緊張しつつ でも楽しみに参加させてもらいました。

いつもながらに 庭もお花も美しいです。



ひやおろしをメインに 他もれあもんやとっておきのお酒を 蔵元さんと悩みながら選ばせてもらいました。


まさに日本の食文化!美しい繊細なしつらえと お味を堪能させてもらいました。

長芋素麺。美しすぎます。

八寸。食べるのが勿体ないですが 美味しいのです。月見団子見立ても 圧巻です。枝豆 丸十(さつま芋のこと) 百合根 南瓜 ほんで芒牛蒡 これに色々なひやおろしを合わせます。どれも バランスもとれていて美味しいです。

菊花蕪 名残鱧 松茸  菊花蕪 綺麗~

お造り 琵琶鱒と岩魚!! 松の司黒と浅茅生の大吟醸が合いまする。浅茅生は 新酒と一年もんを飲み比べたら それぞれに美味しいのやけど お造りにあうのは1年もんでした。

この鱧飯蒸には 六方が二重丸。そして 茶蕎麦 生雲丹にはマスターピースの6号酵母がばっちりですやん。

喜多社長さん ええこと言わはりました。和らぎ水ももちろん 大事やけど 47度くらいに温めたお湯とか また 薄味の出汁を 途中で出すのもよいですよとのこと。私もこれは ものすご良いと思います。お湯より出汁は お客さん喜ばはるやろなあ。

近江牛と木野子の葉杜焼 センセーションのにごりと 浅茅生無圧搾り!

喜楽長 14度と松の司は無花果の揚げ出しに合わせます。 美味し~~~~松の司 アルテイマス・・悔しいのですが 上の近江牛にもむっちゃ合いました。確か去年も同じようにステーキにあわせてびっくりしたことを覚えています。


菱の実ごはん。秋ナスと蕪のお漬物。丁子麩の合せ味噌仕立て

おえらいひとたちも 沢山お見えになるそうで どきどきしますが。名古屋から泊まりできてくれはるかたもあるそうな。で お酒はお好きやのに、滋賀の日本酒を知らないひとも。

果物までもが 切り方飾り方が ちょっと違います。

それぞれに個性あふれる 近江の地酒を色々な方に知り そして愉しんでもらえる時間になりますように。

お花もそれはそれは綺麗。浅茅生の杜氏弘子さん曰く 御主人の翔太朗君お花が大好きで 感心するくらいお花の名前もよう知ってはるそうです。ほ~~~っ

貴重なひとときを 女将さん板長さん 皆々様 ありがとうございました。