酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

新玉葱と 淡竹と 不老泉

そば打ちおじさんから 沢山の新玉葱をいただきまして。うれしいうれしい。

蕎麦うちおじさんは 農業学校の校長先生でもあられるのです。

この真っ白の美しいこと。キラキラ光っています。キラキラといいますと お客さんとの会話の中でキラキラ系のお酒という表現をよくしはります。キラキラ系のお酒・・・・おもろい表現や 獺祭とか・・・かな。

さらにさらに 上原酒造さんから 淡竹!が沢山!

そして山椒に 菜っ葉・・・・名前は何やろ?

績さんのお母さん作。お母さん 元気にしてはるかな?お母さんを思い浮かべつつ 感謝感謝。ありがとうございます。

実は うっかり常温で放置しておいた不老雄町 これは売れへんと開けました。そしたら ……旨い!さすが 不老泉。辻さんは山中(不老泉 山廃純米吟醸 中汲み)を夏場も常温で寝かさはりますし よらむさんもしかり。きっと 績さんはちょっこし微妙な気持やと思いますが。でも ほんまに美味しい。まさに キラキラ系とは真逆のお酒。

うちは ちょっとだけ都会なので、お客さんにちょっとおすそ分けさせていだきますと たいそう喜ばれるのであります。けど おもしろいです。いらんといわはる人と なんでももらいまっせ~~ともろてくれはる人とがやはって どちらもが面白い。それぞれの個性がそのお店の空気を作っているのやなあとおもいます。

小さいお店になればなるほど、お店のひとの空気がもろに感じられるのやなあ。ひとは空気製造機やと きいたことがありますけど ほんまや。

ますます 自然派になっている小川酒店の店内。畑のかきどおしと どくだみと ほんで露草。さすがに雑草といわれるだけあり どれも強し。水引草もこっそりしっかり育ってきています。ねじ花も。今月半ばには ねじねじとぴんくの花が天に向かって伸びていくのですよん。