酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

作の飲み比べ

、まずは作の飲み比べ。

ある滋賀の蔵元さんが作のようなお酒を目指していると言うてはったのが心に残っていて、加藤さんからこの会のお話しを頂いた際 すぐに参加表明させてもらいました。

今回すぺしゃるな インプレッション=挑戦のお酒です。、

○作 IMPRESSION type-N 純米大吟醸
無濾過槽場直汲み瓶火入れ
『作 雅乃智 中取り』の無濾過原酒
○作 IMPRESSION type-H 純米吟醸
無濾過槽場直汲み瓶火入れ
『作 穂乃智』の無濾過原酒
○作 IMPRESSION type-M 純米吟醸
無濾過槽場直汲み瓶火入れ
『作 恵乃智』の無濾過原酒
○作 IMPRESSION type-G 純米
無濾過槽場直汲み瓶火入れ
『作 玄乃智』の無濾過原酒
○作 新酒29BY 純米大吟醸 火入れ

それぞれ 全然違います。

私にとって目からうろこやったのが全て一回火入やのに むちゃふれっしゅ。生みたいです。このインプレッションは直汲みなのでよりいっそう!発泡感まで感じさせてくれはります。

特に気に入ったのは Gで、キレの良い酸味と旨味が魅力。心地よいシャープさ。これは後で調べたら 7号酵母でした

また 花のような香りのお酒Mも 今までお酒をのんではらへんだひとが はまりそう。
調べましたら 「やさしさと気品を兼ねそなえた、花のように純粋で奥行きのある味わい」がコンセプト。その酒質を実現するために、「香り高い純米吟醸酒」と「深い味わいを持つ純米吟醸酒」の2種類を造り、それらをブレンド配合することで、両方の長所を持つ酒質を実現したお酒なのやそうです。ちょっと 六方を彷彿させます。

Hは 果汁のようなみずみずしい甘味のお酒で バナナのシフォンケーキにすんごい合いました。

作にどれもいえるのは 時間がたってもまったくへたる様子もなく 逆に香りが影をひそめて酸がしっかり感じられ奥行を感じさせるのです。さすが作やなあと思いました。これは 造りの確かさと 最適な火入やからこそなせる技なのやろな。それと どのお酒にも品を感じます。これもすごいなあと思いました。

火入のお酒については 滋賀もずっと課題やけど、この作の火入れは新鮮な驚きでした。

このあとは きもとの飲み比べになります。充実すぎる会です。