酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

萩乃露 新酒お披露目会

萩乃露の新酒お披露目会がありました。

ラベルのデザインを手がけた 九里さんもやはりまして

かむなびさんご一行 猪の子さん 酔INちゃん 辻一さん・・・・などと 試飲しながらの会話がさすがに奥が深い。

しかも このようなプロの舌を持つひとたちのなかでも 意見がわかれるのがまた面白く そやけど 酒屋としてはより一層頭を悩ませます。

至福 黒ラベル 芳弥なんぞは 3もしくは4ビンテージで垂直のみ。

一番寝ているのを 熟して美味しいと感じるのか 過熟気味ととらえるのかも 微妙。

試験醸造の一段仕込みは 2年経って味に深みが出てきているけど 味わい的にはこれ以上寝かせん方がええという感じ。一方 ふたご座のスピカは爽やかに美味しいけど深みには欠けるので いとがーさんブレンド!してはりました。

同じく 至福もビンテージ違いをブレンドしてはりました。

十水は 火入も加水も原酒も皆評価高かったです。葵つぶらかも 美味しい。きもとやそうです。甘味は美味しい秘訣。

福のしずくの純米大吟醸火入とかが妙に美味しいという発見。
渡船は 滋賀ならではのお米やし 綺麗やのにええ感じで骨太で スパッときれてええのです。

直汲みシリーズもシュワ感があり 爽やかな呑み心地。一年もんと比べたらほんまに それぞれに皆ちがっていいのやな。

萩乃露のお酒は パストライザーや 扁平精米などの 技術の導入で 完成度の高い また 高品質なお酒になっていっているのやなあと思いました。

初めての短稈渡船八十八は 物議をかもしていましたが 時間がたつにつれて お酒の方から渡!&八十八やでと 言い初めまして ちょっとこれからが楽しみなお酒かもです。

沢山の飲食店&酒屋で 賑わっていました。

悩むところもありましたが 帰りの電車で 皆で話ししていると 人の味覚って ひとそれぞれやし またオーナーの好みもあるので そんなんええやん。こうやって 日本酒を通じて知り合った むっちゃ素敵なひとたちとの御縁を ありがたいことやなあと 素直に楽しもと思いました。