酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

観世会館 お能

前田さんが仕舞いを演じはるということで、久しぶりにお能を見に行きました

前田さん素晴らしい❣

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前田さん丁寧に丁寧に解説を送ってくれはったので、とてもありがたかったです。

朝からは京大能学部出身の方々の自演会。美味しいとこの抜粋。

昼からはプロ。佐鴻師匠の圧巻の笛も聞くことができました。

朝9時半から夕方5時半まで堪能しました。

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沢山のお話がちりばめられてましたが、お酒がらみのを一つ。菊から滴る露を飲んで山家に潜んでいた慈童が幼い姿のまま700年生ことになったという仙人奇譚。慈童は、その露の滴りが谷に淵を作り、霊水が湧いていると述べ、勅使らとともに霊水を酒として酌み交わし、「もとより薬の酒なれば」は酒好き必聴笑

 

また「さざ波や志賀の都はあれにしを昔ながらの山桜かな」のながらは大津の長等と掛け言葉になっていて我々のご当地ソング!なんやて。

 

前田さんは午前中は草野球、午後はプロ野球というてはりましたが、どちらも素晴らしかったです。お能の一日でした。