酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

政所茶

このところ政所茶を愛飲しています。

干したきのこや、から揚げした千切り牛蒡から出る出汁が、大好きなこのごろやけど、それに近い滋味深い美味しさが、この政所茶にはあります。

とりあえず暫く自分で試してみて決めようとおもっていましたが、いよいよ小川酒店に並べることにしました。

決して派手なインパクトのあるお茶ではありませんが、しみじみ美味しいということがここ数週間飲んでみて思いました。

日本茶の原風景と称される政所。一度行ってみたいな。

実生在来種の茶樹なので、一本一本が自由な形をしているそうです。

茶と茶の間に、みっちりススキを敷き込まはります。
茶の木と茶の木の間の土が見えなくなるくらいススキを敷くことで、
・雑草が生えるのを抑え
・土が乾くのを防ぎ
・土に還って土を豊かにする
と、ほんとに何役も果たしてくれるそうです。

政所には100歳越えの現役の茶樹がたくさ生えていて、古樹になればなるほど、味わいにやさしさと奥行きが出るように感じます。

前田君も政所にはよく言ってはって、そこでドクター佐藤さんに知り合わ破ったそうです。色々な繋がりに、感謝。