酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

忍者の朝市

8時前から松本さんが にんにんもびっくりするくらい早く朝市会場にきてくださり 

ありがたい朝市となりました。

お酒はみずかがみと雄町が売り切れ。

全然タイプの違うニ本。

お馴染み お酒の解る中邨くんと辻さん

みずかがみは 暮れから搾っているので 今まろやかになって呑みごろ。

雄町は渋いけど これからの伸びしろが楽しみやと。

なるほど ようわかります。

 

流石5年熟成のあんのんは60度間がとても美味しかったのですが、この季節お燗する人は多くないので 残りましたが このお燗の美味しさは格別でした。

 

またみずかがみのにごりはまだシュワ感も感じられ、さらに樽ちゃんが熱めにお燗をつけてくれはったのが大人気、ひやよし 熱燗よしで これも大人気を博しました。

お馴染みさん 久しぶりのお顔 色々なお客さんがご来店。

こないだ 忍者の会で素晴らしい美味しいイタリアンを頂いた タテサンキャンプのシェフがご来店くださり、十八番さんと同い年!盛り上がってはりました。

そしてあちらこちらで お酒は勿論のこと、いろいろな談義に花が咲いていました。

皆が繋がり 広がり 嬉しいことや。ありがとうございました。

プロに撮ってもろた集合写真。流石りょうさん。

本長寺 山野草展

毎年恒例春の山野草展。

明日日曜日は朝から動けないので ちょっとお店を抜け出して見にいかせてもらいました。

素晴らしい山野草の数々

この緑のはっぱの美しいこと!!

 

芍薬 きらら 

 

 

霧島躑躅

 

 

本長寺に行く道中にも こんなところに!!という ちょっとしか土のないとこから 綺麗なすみれがさいていました。

一輪だけ頂いてきて そうっと ネジバナの横に植えました。根付いたらええなあ。

 

ご住職にもお出会いしました。

写真はないのですが、今回初めて蒲公英がありました。

筒咲き蒲公英といいまして 葉っぱが筒状に丸まったままになっているのです。

どこで見つけたんですかと尋ねると信楽でとのこと。

牧野富太郎みたいなおかたや。清水ご住職のこの蒲公英を見つけはったときの喜びの表情が見て取れるようです。

私も興味があって調べたら、江戸時代から栽培されていたものが岡山県の重井薬用植物園でよみがえったとありました。なんと信楽でも!!!魅惑の世界や。

 

今年もありがとうございました。ええ目のお正月をさせてもらいました。

明日も開催されます。10時から4時までです。

朝市のおついでに 是非是非 ご覧ください。日赤のほん近くの本長寺です。

忍者 そして 筍

まってました!

なんと 旬の筍を頂きました。

嬉しい嬉しい!

しかも 西山方面の料亭用の筍。

ほれぼれします。

 

うっかり若芽が無かったのですが これは気合いを入れなと 昆布と鰹でだしを取りました。

なかなか 難しい。けどまあええか。

阿保の一つおぼえのキンパと 筍の炊いたん その横は豆腐の味噌漬け ほんで 筍の木の芽和え

金平牛蒡。じつは朝市でお出ししている ふうねの蒟蒻 苦戦しています。

金平はありふれた料理ではあるけど 改めて蒟蒻がええ仕事しています。

油と相性がええ。なんか 良い提案したいな。

そしてそして お酒がやってきました。

皆それぞれにとても美味しい。樽コメをおさらい。

筍には 搾りたて一番のみずかがみが合うかな。

暮れにこのお酒は 白いラベル 搾りたて一番で入荷しているのやけど、4か月がたち ええ塩梅にまろやかになりました。みずかがみは 廉価でしかも美味しいね。

あんのんも ぜんぜん古酒感はなく ええお酒になっています。

金平牛蒡には雄町!これは新しい忍者誕生や。

にごりも ぴちぴちしていてフレッシュ❣忍にんが朝市のために特別に取っておいてくれはったお酒です。

それぞれに 美味しい顔を持った4種類のお酒。お楽しみに。

毎日のおかず そして春の旬の食材

はええなあ。

春野菜 山菜。

見て食べて楽しいので すごく嬉しい季節です。

ホタルイカは酢味噌もええのやけど大蒜で炒めてオイスターソース。

コクのある日本酒に合います。

 

こごみのパスタ。大根おろしとシラスとお醤油。

 

ある日のお昼ごはん。海老フライたるたる ハンバーグ

煮卵 こごみのマヨパスタ 湯葉のお浸し

 

 

蕨をいただきました。

 

ある日のおひるごはん。

蕨の炊き込みご飯 蕨のお浸し 鯵の焼いたん。

 

炊き込みご飯のお焦げはおにぎりに。

小川酒店の斜め前の生垣のところに 山椒が!

おとなりのるみるみさん 沢山採ってねと。

なんとお花までありまして 春春。

それだけで テンションあがります。

鰯の梅煮を巻き巻き。鰯も梅も入れたら 結構美味しい。なんと安上がりな。

鰯は塩をして重しをしておくと ほんまに日持ちするのです。

鰯は弱くなんかありまへん。安し 旨し 強し 体にもええし。すんばらしい魚や。

 

葱の無い時は 肝臓にもええハコベ。そして野蒜=のびる

畑やベランダで 採って来て料理の仕上げに入れたら

なんか 大きな宇宙 そして 四季の流れの中に そうっと入れてもらえるみたいで幸せ。

今日もありがとうありがとうございます。

 

樽コメ

待ってました!樽コメです。

 

先月に続きましての甲賀酒第2弾!

他蔵で長年勤めた、腕利きの杜氏さん&営業さんも加わり、

「三匹のおっさん」ならぬ「三人のベテラン」が暗躍?するNEW「忍者」ワールド☆

ますます目が離せません!!

 

● 大甲賀 純米にごり

「最近、朝市ににごりが出ない…」と淋しい思いをされていた「にごラー」の皆様!

お待たせいたしました~

柔らかなピチシュワのあと、甘酒味がホコッと残るのが、ゆく春のなごりのよう。

穏やかなコなので、密栓ですが噴きません。ご安心を。

 

● あんのん

コロナ初年度に造られた、吟吹雪・五百万石・玉栄のブレンド酒。

ビターな趣のある穀物感。ふっくら広がる旨味。

ほどよい熟成の中に、明るい甘味も見え隠れして、飲み口は意外と軽やか。

「カカオみたい!」「マシュマロほしー」「これは燗やね」と皆、わいのわいの。

「酔えるバンホーテンココア」いかがっすか~

 

● 忍者 純米みずかがみ

 

大阪の鑑定官もイチオシ!

爽やかさをまといつつも、どこか柿っぽい?甘味が、しっとりまったり。

新酒らしからぬこの落ち着きは、12月の早い時期に搾られたからか。

本来加水されるところ、

 

スタッフお得意「無理なおねだり」で、朝市限定・生原酒出し!

皆さん、お見逃しなく~♪

 

● 忍者 純吟雄町

のっけから、若さ漲る苦渋と、溌剌とした酸がガシッと☆

合間にコクのある甘味、ちょいとぞわつく野趣もむしろ心地よい。

初登場!の、やんちゃで元気な雄町くんです。

 

朝市には出ませんが

ジューシーな甘味タップリ吟吹雪ちゃん、

芯のある、スッキリ綺麗な山田錦さんと、

新酒純吟3部作は、キャラ立ちした秀作揃い!

いろいろ飲み比べてみて下さい♪♪

税務署の帰りの天孫神社。新緑の季節です。

ええ朝市になりますように 手を合わせます。

大津歴史博物館

忍者の会の前に散歩。

久しぶりに歴史博物館に行きました。小高いところにあるので なんと美しい眺め。

山あり湖あり 大津はなんちゅうええとこなんやろと改めて思います。

入ったところに諫山宝樹=恵美ちゃん監修のお着物を見ることができました。

何と目の前で見られるのです。写真撮影もOK!

 

縄文時代の土器から 私らの生まれたころの大津までの歴史絵巻。

これからも歴史は続いていくのやな。

 

私が大好きな三井寺の仁王門は、石部の古刹常楽寺から 秀吉によって伏見に移され 家康によってこの三井寺にやってきたと言う事を知って ちょっと嬉しい。

知るを楽しみました。

 

たまたま 書道展と水彩画展もしてはったので覗きました。

どっちも素敵でした。

書道展は 老若男女 沢山の作品!

最後に先生のコーナーで友達のお姉ちゃん 浅野楚舟先生の書に出会えてご満悦。

画も素敵で 生徒作品展をしはるときはほぼ毎回伺っています。

お母ちゃん亡きあと、今一度 字を勉強したいなあと思うこの頃です。

習いにいくのは なかなか出来ひんけど お手本みながら。

 

道中も 新緑の美しい三井寺を通り 京阪電車をみて 雲一つない青空の下 ええ散歩をさせてもらいました。おおきにおおきに。

瀬古酒造の新酒御披露目会

忍者 瀬古酒造の新酒御披露目会へ。
にんにんと親交のあるイタリアンのお店 タテザンキャンプ
有名なお店で修行されていたと言う事で とても楽しみに伺いました。
お馴染みの飲食店さん 酒屋さん お酒友達!
酔inちゃん達も横にやはるので わくわくします。
皆が楽しみながら日本酒を追求したいと思ってはるので、あれやこれや言いながらペアリングをするのは至福の時でした。
 
料理もお酒も 細かな説明がないのが おおらかでええ。
先ずはプリュス。忍にんが玉栄の新酒なので、まだ硬く今出すつもりはないとの事。
 
一番最初に出た甲賀市で採れたお野菜のサラダジェノベソースに すごく合いました。スッキリ辛口で これはこれで今出してもええやんと思いました。

モッツアレラには 白忍者 吟吹雪がやわらかくて合うなあと言うてたら、篤丸の愛山にも合いますよ~とのこと。ほんまや こちらもばっちり。
 
目玉の新商品 雄町が酸がしっかりしていて、鱧の南蛮漬け レバーペースト 南瓜のグリルとアンチョビに◎。

特に山田錦はやっぱりオールマイテイや。

どの料理も美味しくて大満足です。

結局皆合います!

けど 合わへん!という事があると、より一層合うた時の喜びが大きいなと。