酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

亡くなったおばあちゃんの事

もうじき夫の方の水保のおばあちゃんの四十九日。そんな話のときに笑う事があった。もう13回忌を過ぎた、小川の方のおばあちゃんおきくばあちゃんはかなりおもろい人やった。名言もいくつか残してはる。メーデーが近づくと「もうじき目が出んのや」と必ずいうてはった。かかとが乾燥して荒れると「百年の恋も冷めるわ」といいながらクリームを塗ってはった。アルバムを見て気に入った写真を選んで印をつけて、これ(お葬式のときの写真に)どやろう・・とえんぴつで書いてあったんやけど、88才で亡くなった時、その写真はあまりに若い頃の写真で却下された。美味しいマドレーヌを頂いては欲がでてこっそりおばあちゃんの箪笥に隠してはったんやけど、いつの間にかそれを忘れて、なぜか腐らずにクッキーになったのを舌・・・べろを出しながら食べてはった。その他色々・・楽しい思い出や。今頃水保のおばあちゃんとおきくばあちゃんが天国でご対面してはるのと違うやろか。感激してジャンプして抱き合ったはったりして・・・なんか夢に見そうな楽しい光景。