酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

張り紙の力強し

ある蔵元さんが初搾りのポスターを持ってきてくれはった。結構大きいので躊躇したけど、張ってみた。そしたらすごいすごい・・それを見てお客さんが入ってきてくれはる。実はその後、もっと大きいしかも筆で豪快に書かれた張り紙を違う蔵元さんが持ってきてくれはった。
が、あまり色々張るのもなんか品がないようで、それは美しい字にうっとりしながら家の中。
しかもこのふたつの蔵はお酒の味も蔵元さんのお人柄もとても良い。そんな時はちょっと辛い。早いもん勝ち・・やったかな?
今新酒のシーズンであちらこちらから新酒のご案内。みな大事やし欲しいけど、いっぺんにくると払いも大変、冷蔵庫も満杯!難しいところや。どんな味質のお酒を売りたいのか、色々よう考えて仕入れて、そしてわかりやすく美味しそうにお客さんにお伝えせな・・・・・伝え方も大事やな。あの田崎さんの功績はいままでとても難しい世界だったワインの世界を誰でも入れるようなわかりやすいものにしはったことやそうな。なるほどと納得。