酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ブランド

夫は今高島市の扇骨のマーケテイングの仕事をさせていただいている。高島扇骨の日本におけるシェアーはかなりのものらしいけれど、着物の需要がへったことと、中国もんの参入によってやや苦戦をしていて、これをどのように消費者にアピールしていこうか・・・ということで夫にお声をかけていただいたそうな。そんな会議を終えたほやほやの時に小川酒店の配達に連れってもらった。の中で夫が話した事。
ブランドについて色々考えた結果、ブランドとは信頼関係に他ならない。グッチやプラダももともとは信頼と伝統に裏打ちされてできあがってきた。(が今はプライドやみえが先行してしまっている・・かな)小川酒店も小川酒店ブランドをつくったらええ。近江のなら小川酒店にいったら間違いない、あそこへ行ったら個々にあったサービスをしてくれると思ってもらえるような、信頼関係をつくらなあかん。等など・・・
ええ事いわはるやん!と私はいたく感動して車の中で拍手をしてしまった。あほやろかほんまやな。料飲店さんにも一般のお客さんにもそれぞれにお客さん側に立ったよりよいサービスを提供させていただくのが私らの仕事なんや。と今までわかっていたつもりが新鮮な気持ちや。と言いつつ、仕入れ・在庫・値札つけ・掃除・・・仕事は延々・・とろい私は辛い忙しいときでもゆるりと人と話をしてしまう。{ねじを思いっきり巻かなあかんダッシュ}