酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

上原酒造さんへ

朝市のお酒を決めるために上原酒造さんへいつものメンバーで・・・
そまの天狗はまさに今が旬!数ヶ月前とはぜんぜん違う。お酒に飲み頃があるという事を再確認する。それから朝市に1月に出してからお客さんが離れなかった初しぼり・・・でもネーミングからしてもう時期はずれやと商品のラインナップからはずしてしまったこのお酒。今味がのっててやっぱりまさに飲み頃。しかも安い!安くて美味しいお酒を目指しているうちとしては朝市のもうひとつの商品に決定!
木桶山廃純米大吟醸は最初思っていた味とちがってちょっとおよよ・・・それが猪口に注がれて数分して程よい温度になったらうううんあの味や!温度も大事な鍵やな。
もうひとつ見つけたかったのはお中元に際して常温で保存可能でしかも暑い夏にも喜ばれるお酒!生原酒が常温でもOKな上に、燗上がりするお酒やと思い込んでいたんやけど、夏に氷を浮かべて飲んでもおいしい事を姉御に教えてもらう。専務さんのおかあさんが出してくれはったとれとれの鮎の山椒酢味噌添えにバッチリよう合う。もうひとつよう合ったのが奥琵琶湖の黒ラベル。アル添してるけど食中酒に冷やしてとても旨いお酒。しかも常温管理これもOK!

うちの看板商品でもある参年熟成は績さんが言うには10年かけて育ってきたお酒やそう。
ゆっくりじっくり育てるという事はほんまに大変やけどそやからこそ底力がある。お酒もファンもそう簡単には崩れへん。そんなお酒が私もすきやな。ただしこれはとても濃いのでちょっと割り水してマイルドになったお酒もお客さんによってはお奨め。

帰りに高島のビレッジプチレーブでお昼ご飯。蔵を利用したすてきなお店。おいしいアサリとトマトのパスタを頂く。シェフがとても感じのよい青年。なんかまた来たくなる。そしてそして・・・店を出た所にこんなんがありまして・・・・・・・
これはプチレーブ2号店もっぱらお客さんは雀や小鳥や夜になると猫ちゃんらしい・・・なんかええな。