酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

熊森×かださん×飯高さん=◎

今日は朽木の山奥に行ってきました。熊森の活動の一環です。

案内してくださったのはとても不思議な魅力をお持ちの飯高恒夫さん。東京からここ朽木に移り住んで25年。瓦葺屋根の古民家にて宮沢賢治の研究をしながら無宗派の禅堂を開いておられます。また。「人、山を愛すとき、山、人を愛す」をモットーに、「人と森のあるべき関係の探求」や「新たな山村文化の創造」のための活動・・森の学校・田んぼの学校を展開してはります。


このお家では姉御の家の原始版コンポストトイレがあり、おしっこはそのまま畑に。そしてウンチをした場合はおがくずの入ったバケツがおいてあって、それをかけてくださいと。テイッシュもトイレに入れずに別の箱へいれるように・・・そしてそれがとても大事なことだということが、トイレの壁に素敵な文章で書かれていました(写しといたらよかった・・・)。

 飯高さんと話していると、本では得られない、朽木にまつわる民族文化・人々の歴史・森林の生き物・今昔物語・森林文化・間伐・環境・水と森などについて、人と自然の古くからの繋がりを絡めながら、とてもわかりやすく面白く語って下さり、山時間が静かに優しく過ぎていきました。

食物連鎖の頂点に位置する、アンブレラ種(傘の形を思い描いてください)としての熊が生息できる森というのは、その傘下に多種多様な動植物も生息している豊かな森だということであり、熊を守るということは大切なことです・・ともおっしゃいました。


そしてそして、まさにおしっこ うんこの大事さ、そして土と水をめぐる環境問題を 自ら集落に入り込んで研究を重ね そして地元の人と対話して来られた
かださんが見事知事に当選!!
かださんも飯高さんもなんか皆大事なところで繋がって、私はとてもうれしいです。熊森大津支部はこれからもいろんな人のご縁を頂きながら、いろんな立場の人と信頼関係を築いていきながら・・・植栽・間伐;啓発・公共団体への働きかけなどの活動をして行きたたいです。といっても私は店もあって ほとんど活動に参加できていないのですが思いだけは・・・感動しましてん。とにかく 皆すばらしい人たちが集まってはります。