酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

時間と燗のまじっく!

酔醸会主催の生協のお酒の会が、コープ滋賀「福祉ネットワークセンター・ゆめふうせん」でありました。。


さすが姉御・・・とびっきりの搾りたての新酒 純米をそれぞれのお蔵で調達してきてくれはりました。

竹生嶋の辛口純米はおおおおおっといつもと違う!姉語曰く日本刀のように切れる・・・なるほど。美しいお酒やないですかいな。

萩の露のあらばしりは、蔵に言って利いたときはしぼりたてで 味のバランスが調ってへんだんや。3日後の朝市で試飲用をいただいたらぐっとようなっています。で再び1週間後の今日・・・めちゃ美味しい!

浪乃音の純米吟醸 14号 は今朝搾りたてほやほやは、もうぴっちぴち。ちょっと前に利いた搾って数日たったあの味とはまたまったく違う・・・・まさに新酒でした。

そまの天狗はなんと限定の上澄み・・なのでにごっていない!
これまた美味しい!新酒独特の渋みがないんです。

でもぬるかんしたら、面白いように新酒独特の渋みが復活してきてびっくり。ところがそれを燗冷ましすると、またまろやかに柔らかなあのそま天の美味しさ

萩の露の燗(40度手前)は、見事な燗上がりで、ごんたさんのかわいい奥さんがしきりに「まいりました・・まいりました・・・」と。朝市にも何度かお見えですがこないにおもろい奥さんやったとは・・まさにまいりました。ええ夫婦やな。

というわけで新酒四種、それぞれに造りも違えば水も違う・・さらに搾ってからの時間が違うという面白いマジックを堪能させていただきました。新酒っちゅうもんは、一日一日で味わいがどんどん変化していくもんなんや。

お燗ブラザーズさながら、わてら三魔女も場数を踏んでますます楽しいです。相変わらず私だけ新快速が止まると信じ込んで数駅向こうまで行ってしもうて遅れましたが・・・

でも、ちょっとなんか今まで見えてへんもんが見えてきたみたいで嬉しいわ有難うございました。