到着した渡舟、ラベルの色も楽しみやったんです。
黄色と黒の縞々やったらどうしょ?
のこるは黄色。もしくは緑(くどき上手みたいに)やろうか。
でも違いました。所々に紫の入った美しい黒。
お酒の素晴しさや品のよさが
垣間見えるラベルです。
と、嬉しいお客さん!江戸の姉御や語る∞さんともご縁のあるHさんが東京から広島経由でご来店。Hさんはかつて東京で知る人ぞ知るのほんまもんの居酒屋をされていた人。そんなHさんが、この渡舟を気にって下さって4本もお買い上げ。「これいいじゃない。」「やわらかいお酒だねえ。」心地よい江戸っ子がええ感じです。
Hさんに気に入っていただけたらもう、百倍力。よかった!うれしっ!
いろいろ教えて頂いたなかで特に印象に残ったのが、精米歩合よりも粕歩合が大事やということ。
管理温度そして飲用温度にもとても細やかな心遣いをされていて、プロを感じました。お燗が1度ごとに味が微妙に変化していくといわはる時の表情はぱんちさんの様でした。まだまだ未熟もんの私にはわからないことばっかりですが、いわはることが宝物。
ちなみによくコメントくださる、ナベさん同様、むろか生原酒を燗はしないというHさんでした。これもこの頃、ついつい燗好きになってしまっている私にはなるほど・・・でした。冷蔵庫から出してからじわじわと温度が上がっていく・・・これが良き様なのだそうです。
今回はちょっと舞い上がってしまっていましたが、次回はもっともっとゆっくり、平常心でいろんなお酒の話をお聞きしたいと思いました。これからもよろしくお願いします。
で、竹鶴(13BY 純米吟醸 )を頂きましてん。有難うございました。大事に大事に飲ませていただきます。ちょっと上原さんのお酒に通じるものを、びんびんむんむん感じるお蔵さんのお酒です。
ラッキー
さてHさんからも滋賀代表姉御からもお墨付きを頂いた、不老泉渡船、小さな酒屋 小川酒店も、目先にとらわれることなく、これからゆっくじっくり育てて行きたいと思います。