酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市  父の日の巻

浜大津こだわり朝市。父の日の巻。

朝市では出来るだけ廉くて美味しいお酒を選んでいたので、今回かなり高めの設定にどんな流れになるかがどきどきもんでした。

今回は9号酵母という酵母を同じくしての酒米違いの4種。

ラベルが素敵!


浪の音の丹下さんの美しい字。いつも惚れ惚れ


中井孝さんのお友達の奥さんが描かれた絵!ないす!


いっちゃんの人気が江戸の姉御を初めあひるちゃんや∞さんも造りに関わったという渡舟 60%純米吟醸。そうでなくても在庫少なしの状態やったので、2ケースも無理を言って取ってもらったお酒でしたが見事に完売!ぴちぴちしてる。辛いという方もおられれば甘いという方も・・・表現の仕方も感じ方もホンマにさまざまなりにも、結局迷って選ばれたのがこのお酒でした。私らも贔屓目もあるのでついつい・・・可愛い娘が見事にお嫁にいかれました。2番目は愛山でした。1800mlが5000円もするので正直期待していなかったのに、このお酒はよく出ました。するする飲める。嫌味がない。品がある・・・ご夫婦でおいでになりご主人は渡舟 奥さんが 愛山という方もおられました。

純米吟醸もおとなしながらも、ええ味わいがあってよかったし、渡舟とのセット買いが多かったように思います。

特純のひやおろしも隠された魅力があるのですが、特にこれだけは割り水火入れしているのでどうしても存在感にかけたみたい(先月の金紋といっしょや)・・・でもこのお酒もじっくり味わうと、よろしおます。京都の魚紳さんはこの特純がお気に召したようで、これは嬉しかったです。

朝市をさせていただくと扱うお酒をお客さんの声とともに自分もじっくり味わえるので、これはありがたい機会です。今残っていた特純をきゅっと熱燗にしてそれを徐々に冷まして行ってほんでよばれています。あ~っ 美味しいです。火入れもまた

同じ人が同じお蔵で仕込んで、米違い(精米歩合もろもろも違いますが)、4種4様の味わいの違いが、売らせていただいてもとても面白かったです。

御馴染みのお客さまも初めてお見えになったお客様もこころよりお礼申し上げます。有難うございました。

いつもながら姉御にあひるちゃん、お疲れ様でした。感謝のきもちが溢れます。