酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

笑四季さんへ

迫ってきた朝市のお酒を決めに水口 笑四季さんへ行ってまいりました。

9月29日松尾大社にて結婚式をあげはる笑四季の期待の娘さんかなこさん。

お相手は農大の先輩で今まで新潟の蔵におられたそうな・・・と伺ったとき、ちょうどフィアンセのあっ君もおられ、ラッキー幸せいっぱいのお二人におで会いできてほんまに嬉しかったです。これからの笑四季さんもますます楽しみです。


ここの蔵も山田錦のと相性がええらしく、ほとんどが山田(ごく一部が日本晴れ)だそうです。

あっ君も一緒に 利かせて頂いたのが 

笑四季純米吟醸 (アベリア酵母)生と1年もんの火入。生は60%火入は50%精米
うらら花(しゃくなげ酵母)純米 60%精米  生 冷と燗
陶狸夢どりーむ(9号酵母)純米純米 60%精米  生 冷と燗・・・すべて山田錦

一番のヒットが陶狸夢の燗。うらら花とは酵母だけが違うという仲のええ姉弟信楽という土地は米所お茶所なんですが、水が良くないので酒蔵は一つもないそうです。なのでこの地で作ったお米を使ってお酒をと誕生したのがこの陶狸夢。(表だってはいませんが実はうらら花も信楽のお米で作られています)この燗はうなりました。姉ご曰くキスの天ぷら・茄子の天ぷらに抹茶塩・・・にあいそうや!

うらら花は生で優しい香りと味わい!(燗は残念!)思い出すと、数年前かなこちゃんが農大を出たときにつくらはった初年度うらら花はちょっと苦手やったんです。ところがだんだんええ感じに育ち、昨年の朝市でもこのお酒は大人気でした。今年のもうらら花も

アベリア酵母の生はどちらかというとうらら花に近いタイプ。で、香りはもっともっとはなやか~~~~!(あひるちゃんはやっぱり笑ってはりました)が、一年もんの火入れはまたうって変わって落ち着いたでも個性あふれる新しい美味しさ。

ということでうらら花 純米 生と 陶狸夢 純米 生 笑四季 純米吟醸は一年もん火入れ 朝市のお酒が決定しました。3人とも笑顔でご満悦!なんと15日の朝市には嫁入り前のかなこちゃんが朝市に来てくれはるそうです。(あっくんは新潟です)皆でお祝いしまひょ!

今回はおめでとう!そして幸せのおすそ分けということで幸せラベルを作っています。こうご期待!


この後見せていただいた花酵母の焼酎。こんな瓶に入っているとお洒落。特につるばら酵母はかなこさんオススメであじも絶品でした。農大では花酵母研究会というのがありまして、そこでこのしゃくなげ酵母もアベリア酵母もうまれました。花酵母は熟成がどちらかというと早いタイプが多いそうな。