酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浅茅生さんへ

今大津では源氏千年紀と称していろいろなイベントが行われています。

浜大津こだわり朝市も3月はそれをテーマにしてみましょかということになりました。

大津では浪乃音、そして浅茅生。さらに北上しまして 萩乃露さんもこのラベルのお酒を作ってはります。ということでまずはホン近く浅茅生さんへ行ってまいりました。

今年の源氏ラベルとなります渡船のお酒は、残念ながらまだ搾られておらず、3月の朝市に搾られるかどうかぎりぎり。

昨年初めて仕込まれた吟吹雪純米 生貯が源氏ラベルとなって現在商品化されていまして、これは浅茅生さんらしいやさしい味わいです。

ここのお酒は平井さんご自身も言うてはりましたが、日本酒ファンの裾野を広げるのにふさわしい食中酒。小仕込みですが、専務さんはお米のことやら酵母の事やら一所懸命で、昨年は吟吹雪、今年は伊香立産渡舟にも挑戦!酵母も14号酵母をやめて9号にしはったそうな。小川酒店のとても熱心なお得意さん 魚紳さんはここのお酒を永く使ってくださっています。白身魚のうまああああいお刺身なんかにもぴたり寄り添うのやとおもいます。

それぞれがそれぞれの顔を持った近江の地酒の一こまでした。