酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市 浪乃音の巻

珍しく大荒れの天気の朝市となりました。
晴れ女姉御のパワーはいつものように全開やのに こういうこともあるんや・・・・

今回は浪乃音 ・・・これが思いもかけぬ展開となりましたんや。

お天気ならかぼすっきり。曇りや雨なら 辛口純米・・・・純米大吟醸はほんの心ばかりやろうと思っていたんやけど、なんと純米大吟醸 愛山がいっちゃんの人気でした。実は 2008年の浪乃音 純米大吟醸はまだ若い!今開けるのはもったいない!ということで、封印しました。そして愛山は2007年。できも一番よかった年。それがちょうど1年たち、絶妙のバランス試飲をしていただくと皆さん満面の笑顔。でも何せ普段の倍以上するのでほとんど300mlでのお買い上げとなりました。なのでいつも余る300ml瓶が足らなくなりました!しかもおもしろかったのは、35度くらいのごくごくぬる燗をつけた後たまたま放置されていたんです。そしたらその燗冷ましが むっちゃ美味しい!これは発見!

かぼすっきりは天候で気の毒やったんですが、この限定生は火入れよりさらに美味しいといっていただきました。ただ反省は雨であっても氷などでしっかり冷やして試飲していただくべきやった・・・・やっぱりこれはきりりと冷やして飲むのが一番美味しいですね。

辛口純米はお酒好きに好評。おりしも魚伊さんが持ってきてくれはりましたリニューアルしたふなぺー(化学調味料を一切止めはりまして、瓶の字も片岡鶴太郎さんの字に・・・進歩し続けはる魚伊さんに)や、いつも早々と売切れてしまう上原さんの奈良漬がばっちり合いました。45度から50度くらいの燗がよいと思っていましたが、あるお客さんは常温のほうがお好き。お燗も40度までが好みとおっしゃる方もおられ、感じ方もいろいろやなあ。

物凄い雨音のときもあったのですが、小川酒店はいつものようにお馴染みのお客さんや初朝市のお客さんでにぎわいました。本当にありがとうございました。姉御もいつもながら感謝感謝お土産の阿波ビールはものすご美味しかったし、死神という不思議なお酒もいおいしゅうございました..