酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市 萩乃露の巻

晴れ渡る絶好の青空のもと、4月の朝市が行われました。

私にとってこの朝市の反応はむっちゃ勉強になりますが
今日も色んな収穫がありました。ほんまに貴重な生の勉強になります。やっぱり一番に完売したのが蔵内原酒。 1升瓶2200円という安さもあって1升でお買い上げのお客様もありました。ちなみにいつもぷち注目の魚紳さんはこれをお選びになりました。また抜群の燗あがりも見せてくれまして、お燗の苦手な○○さんがこのお燗を飲まれたときの嬉しいお顔をみて心の中でガッツポース!

スペック違いの 萩乃露 吟醸純米 お米違いは 非常に興味深い反応でした。好みは分かれました。飲み比べますと、おとなしい表情の山田錦よりアタック・・第Ⅰ印象のつよい 渡船がどちらかというと人気度が高かったようですが、とにかくどちらもここのお蔵の実力を感じさせるすばらしいお酒やとお客さんからお褒めの言葉をいただきました。今もおいしいけれど秋も楽しみやなあ。確実においしくなるでしょうと・・・また姉御に教えてもらったんですが どちらも 栓を切って開けたては若く渋みを感じるのですが、杯に注いで少し時間をおくと嬉しそうに花開いていきました。なので試飲のときもこれは大事な要注意点!

さて朝市ほぼデビューの青ラベル辛口純米は 辛いとおっしゃるかたと辛くないとおっしゃる方が面白いようにおられました。滋賀のお酒は辛口といえども端麗ではなく旨口辛口なのでそのように感じられるのかもしれません。そして発見!このお燗は中途半端な温度にするよりもかなり熱めにしたほうがぐんとおいしかったです。
温度でこないにも味わいがちがうんやなあ。特にこの特別純米はお料理とあわせるとよりいっそうお酒もおいしく感じていただけるお酒やと思います。

今回も大勢のお馴染みのお客さんそして初めてお越しいただいたお客さんで賑わい、おかげさんでほぼ完売!福井専務さんも可愛いちびっ子お2人さんと共に来てくださいました。やっぱり蔵元さんがきてくれはると空気が変わりますね。有難うございました!あひるちゃんの新しい魅力発見!子守の天才でした体は専務さんにくっつけつつもお二人ともあひるちゃんにはまってはりました。ありがとう!!