酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

みんなで選ぶ滋賀の地酒会

プリンスホテルにて、みんなで選ぶ滋賀の地酒会が盛大にもようされました。

予想をはるかに越える希望者があり、先着順なので参加できなかった人もやはりました。で、200名の人たちがブラインドで普通酒 純米 吟醸 純米吟醸など4つに区分けされた計100種類に及ぶお酒を利いてゆきます。そして大変美味しいに始まり、4段階にわけて評価をするのです。

一杯のことを感じて ちょっと今混乱気味ですが・・・

ある蔵元さんに、こっそりまるで通知簿のようなご自分の成績結果を見せていただいたところ、消費者・・・との差を感じました。

蔵元さんは品評会にも毎年関わってはるので、減点方式により、癖のないきれいなお酒を選びがち・・・かな。

逆に消費者は 少しくらい欠点があってもおもろいお酒・・個性的なお酒を選ばはる傾向があるように感じました。

とはいえ、今日ご一緒した私の周りの消費者さんは結構濃い人が多いので、他のお客さんに聞いてみるとまたまた違う意見に出会うかもしれません。

私は、納得!と思ったお酒もあれば、大好きなお酒のはずやのに、評価していなくて慌てふためいたり・・いろいろいろいろ。後の懇親会では美味しいおでんを頂いたのですが、それに合せるとまた感じ方が変わったし、また今回はなかったのですが、お燗するとまたまたきっと新しい評価が出たと思います。お燗でなくても、吟醸のお酒などは常温でなく美味しいと感じる低い飲用温度になっていたら、そのお酒の評価は高かったかも(でもあれだけの数ですからそれは無理ですねえ)。

今回特に変わってきた・・・・・・・やん!美味しい!と感じたのは 笑四季さん。あっくん すごくがんばってはりますね。他にもいろいろ・・・・・皆ほんまに切磋琢磨しながら レベルがどんどん上がってきていることを感じました。

大治郎一博ペアーも 今年から自ら杜氏となってお酒つくりをしはるそうです!

皆一所懸命や・・・酒屋も一所懸命にがんばらな・・・・・あかんな。ボケボケですが、閉会の時にはすべての蔵元さんが出口で笑顔のお見送りをしてくれはりました。みなええお顔!それにしても、ご自分が作ったお酒を200人の人に審査していただくっちゅうのは、ものすごいプレシャーやろなあと、しみじみつくづく思います。