酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

岡村本家 文化の巻

今回のご一行様の中にやはり神奈川中央林間にて、福助というお店を営んではる、なんとも福々しいお人柄の福ちゃんがやはります。で、福ちゃんは骨董好きお寺好きなので、お酒も勿論ですが、金亀のいろんな文化に触れてもう幸せいっぱいの様子でした。遊亀亭・・・・そして蔵を改造したバー たるたるーがも感嘆の声が何度も響いていました・・・・全国から集まった亀さんはますます増えてはりました。美術館できそうや・・・

なんと一升瓶が15本も入るそうな。会で使て、お父様に怒られはったとか。・・・

亀にとどまらず、素晴らしい手の込んだちぎり絵やこの達磨さんの絵や仏さんの絵や・・
そんな美術品がいっぱい。

これらのぐいのみはほとんど九谷焼能登杜氏やからやそうです。しかもほとんど景品としてお酒に付いていたそうです。飲み干さないと置けない形状のものや、穴が開いていて指でふさがないとこぼれるものとか遊び心満載。

ここでコンサートも・・渡辺貞夫も来はったんです。さすがにこの時はチケット即完売!

岡村専務は町作りにも積極的に関わってはりまして、岡村専務らの想いと行動が実り、こんな不便な所に誰も来はらへんのでは・・・と言う心配をよそに、文化を味わいに大勢の方が来られるようになったのでした。そして今にもつぶされそうになっていた貴重な建物がいくつも甦ったのでした。

その後伺った美冨久さんのところに置かれてあった
福助の大きな木彫りも福ちゃんの心を鷲掴みにしまして・・・

ほんまに酒蔵には古きよき文化が溢れてんのやなあと思いました。
そしてそれを福ちゃんたちのお陰で再認識することが出来ました。