酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市 不老泉の巻 ぱあと2

さて本題のお酒。

私らはそれぞれに美味しい!でもこの不景気のさなか・・・・・コスパを思うとうすにごりの山天が仰山出るかいな・・・と思っていたのでした。

が開けてみたらびっくりでした。

高価な木桶の純米大吟醸とそして朝市デビューのたかね錦 生原酒が競り合うように皆様お買い上げ。

これはびっくりしました。

木桶だけお燗はピンポイント。でもほかの3種はほうっておいても大丈夫・・・お燗冷ましまで美味しいのですから安心。でもとりわけ、55度くらいまで温度を上げて、そして徐々にさめていくさまが美味しいのであります。

で・・・味わいの強弱があるので木桶そして雄町・うすにごり・たかねの順番に、絶妙の腕裁きで、姉御がお客さんに進めてくれはりました。そして両側がどんどんなくなって行きました。

そしてさわやかに気の利いた合いの手をいれてくれはる家鴨ちゃんにともちゃん。ここのスタッフは最強や!私は足りなくなった瓶をひたすらとりにいきながら、右往左往していました。

何はともあれ、ここのお酒はすごいなあって。

お米によって熟成に違いがあるためか?売れ行きに差こそあれ、玉栄の純米大吟醸・雄町の純米吟醸・山田のうすにごり・たかねの生原酒。お米違いの不老泉。BY一緒!そしてどれも 湧き水の湧いている新旭の上原酒造にて 酵母添加なしの天然酵母で醸された美味しいお酒は、それぞれにそれぞれの表情をみせてくれはりました。

みな違ってええ子や・・・・それに安心なのは 瓶の中のお酒が少なくなるほどにきっとここのお酒は美味しくなると思います。なので今頃・・・まだお酒が残っているお客さんがやはりましたら、うふふふ・・・・・・・と笑ってはることとおもいます。