酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

しなやかシニア 滋酒の会

しなやかシニアの会は、お陰さまで大盛況でした。

ぎりぎりに姉御が喜楽長は特純でいきなはれ~と言うてくれはった事、吉田社長が マキノの漁師の豪快なやかん燗をしなはれ~と言うてくれはった事はほんまに大正解でした。

唯一の新酒 喜楽長あらばしりは、お米の旨みが活きた、でもむっちゃフレッシュな味わいで人気者でした。ほとんどの方があらしばりと言わはるので可笑しかったです。

萩乃露のお酒をそばから離さず、ずっと愛飲してはったかたがおられまして
今日のお惣菜風のお料理に 最高によう合うお酒やったと思います。

薄桜 上撰は 45度を始まりに、いろいろなお燗をつけましたが、このお酒はひやがだんとつ人気でした。そしてこれが1升瓶1890円だということに感嘆のお声!

奥琵琶湖と竹生嶋は、話が盛上がってちょっとお燗番をおろそかにしていた時、威力を発揮してくれました。強い!まったく崩れず そしてそれぞれの蔵の個性を見せてくれました。スタッフ含めて30人あまりのお燗をする会では、これをお燗に選んでよかったとしみじみ。

お陰さまでお酒はほとんど空っぽ。酔いがまわってこられると、皆さん饒舌になられ・・・でも下品な方は一人もおられずいろんな質問を投げかけてくれはったり、自らのお酒談義を聞かせていただき、私は至福のひとときでした。

立場上 大ごっつうをほとんど食べられへんかったのが残念でなりませんが、鱈のスープは絶品やったし、予定のメニュー以外にも 黒豆のたいたん・蕗のたいたん・大根の甘酢漬け・ドイツ製ビーンズサラダ・大根のサラダ・筑前煮など 美味しいあったかい主婦のごっつおうが所狭しと並べられました。

夏には冷酒でしてくださいと嬉しい提案も頂き、老若男女さまざまで初めてお会いしたばっかりでしたが
皆さん全員が笑顔でお帰りになったのがほんまに嬉しかったです。最後の最後しか写真が捕れへんだんですが、お開きの時の写真・・・そして持ち帰らせていただいた鶏のつくね 軟骨入り・・おいしかった!です。ありがとうございました。そしてご馳走様でした。