酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

十二の会&酔醸会

徳島の万年山文庫さんたちは十二の会というのを主催されていまして、これは言わば酔醸会の徳島バージョン・・・徳島には十二のお蔵があるのでこの名前がついたようです。

でその十二の会と酔醸会が、それぞれのお酒と肴と一緒にお見合いをすることになったのでした。じゃあ~~~~ん!姉御あひるちゃんのぶろぐに、詳しいお料理の説明ものっているので 省略させてもらいまして・・・今が旬の鯛、太刀魚のぬたなど海の旬も
今回驚いたのは徳島の水のおいしいさ!野菜がおいしい!特に人参の甘いこと言うたら。それとおにぎりの美味しいこと言うたら。これは残念やけど滋賀はちょっと負けました。
子夏も白いわたの部分が妙にとりこになりそうでした。

今回のお酒の中には、あるご縁で生まれた仏酒もありました真ん中。大津膳所在住の杜氏さんのお蔵 招徳さん。こんなコラボもしてはんのやな。

徳島のお酒もそれそれの個性がありました。ネーミングでは大歩危小歩危がくくくくっの笑いを誘っていました。ならではの徳島酵母というのもありました。

こうやって他府県のお酒をちゃんときかせてもろたのは初めて。こういうことって大事やな。

私はすんませんが酒屋ですが、他の人は皆有能なそして美味しいもん好きのあくまで消費者。こんな人たちが徳島でも滋賀でもわくわくする会を作ってくれてはるということは
冥利につきますし、ほんまにありがたいことやと思います。
文庫あるじさんのお話では、三好菊の合宿の時には吉野川の鰻に鮎の炭火焼という超豪華な肴で、至福のときやったそうですが、10時に消灯にて えらい慌しく幕が閉じ、これも忘れられないええ思い出やとか・・・

お次は滋賀においでやす~こころよりお待ちもうしあげております。