酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

健幸ヨーガ

暮れからずっと心待ちにしていたヨーガにようやっと昨日行くことが出来ました。
うちから車で20分の仰木は雪国のようで真っ白な銀世界・・・

雪の輝きを見ながら ココロがすうっとする素晴らしい2時間でした。

野村先生は故 佐保田先生に教えを受けて長年ヨーガに携わってはります。
呼吸ということがいかに大切か・・・ひとつひとつ集中して運動をするとそれぞれのからだの部分を感じることができるようになり からだの内部感覚というものがうまれてくるのです・・つまり 中から見えるようになってくるのです。

そして呼吸が整い体を整えることによって、心が整う。そうしたら精神が安定して 喜びに満ち溢れてくるのやて。

「涅槃というのは、なんにもない、空漠たるもの、気絶したような状態のものかというと、そうじゃなくて、心が非常にはっきりしておいて、そして安定しておってそして、喜びが満ちている。世俗の財産とか名誉とか権力からくる喜びじゃなくて、全然別個の喜びが溢れている状態が涅槃。ヨーガをやっていると、そんな心境がだんだんあらわれてきます。そういう人はその周囲に必ず明るい光をまき散らしているんです。インドでこれをオーラといいます。」 引用出典:『ヨーガ禅道話』人文書院p3775年2月16日NHK放映「宗教の時間」より

上の分は引用ですが 野村先生のお話もまさにこのようなお話でした。

野村先生のお話を聞いているだけでほんまに気持ちええ。
先生から来るオーラが なんか太陽の光をいっぱい吸ったあったかい座布団みたいなんや。穏やかでそこに座ると体の疲れがすうっと消えていっぺんに心が安らぐ。そして心が満たされる。そんな先生の話を聞きながら集中するヨーガのあとの シャバアーサナは 至福の弛緩状態・・道元さんの只管打座というのも、ある意味似ているかも・・・・

暮れの超忙しいときも ヨーガが心をそして忙しい空気を 笑顔とともに整えてくれました。一生続けよっと改めて思いました。野村先生ありがとうございました。