酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

日本人の感性

早朝ヨーガで一緒させてもらいました 紀伊国屋の岩田さんに素敵な話をきかせてもらいました。

ハーブの話。

京都の有名な料亭と紀伊国屋さんがハーブを使ったコラボを企画してはりまして 試食やらでやり取りをしてはる中で・・・・

大陸文化のヨーロッパと違って 日本でのハーブの使い方は たとえば鯛の昆布〆にそうっとレモングラスを忍ばせたり 鰹出汁の中にデイルを漬けておいて 出すときには引き上げる。 ハーブそのものの姿形はないのやけれど、食べた時 ほのかに香るこの研ぎ澄まされた感覚・・・これが日本料理におけるハーブの醍醐味なんやそう。

明日はあの佐々木さんが蔓ききょうさんで夢の饗宴をしはります。きっと この話にも通じる日本料理の神髄が盛りだくさんなんやろうな。いつか こういうところに行けるような人になれたら…・行きたいな。

でも私は 凡人でシェフではなくて シュフなので まだまだ。

冷蔵庫がほぼ空っぽなので 早朝ヨーガで買ってきた同じヨーガの生徒さんEさん作 有機無農薬のお野菜のオンパレードで晩のおかず。

なんでもないけど すごい美味しかった。やっぱり素材が素晴らしいとちがうね~

万願寺もたっぷり入った ラタトウユ。


かぼちゃ。そのまま!やのに 甘い!


茄子の胡麻和え。体にええで。


とんがらしとおじゃこのたいたん。


今宵の最高傑作は 義母さんの生姜ごはん。これ絶品。造りかた教えてもらいまひょ。
そしてこれは 生姜の花。見て美し 食べてい美味し。最高の食材、。

ヨーガの先生とこの 里芋!すごい!


私らは これを見ながら そして仰木の風に吹かれながら早朝ヨーガをします。素晴らしい時間どすえ。

まさに 野村先生の哲学 農あるヨーガ。