酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉のお蔵へ・・・

久しぶりに訪れた不老泉。

ほんまは姉御を応援するために3月は不老泉にしよう!!って 決めた不老泉。そやのに朝市を待たずに逝ってしもうた姉御・・・・なので 追悼朝市になってしまいました。

でもありがたいことに あひるちゃん ともちゃん きたいちゃんという心強い助っ人が今回もご一緒してくれはって元気勇気百倍

天秤搾りやあったかい木桶のぴちぴちつぶやいていてる素敵な面(つら)をおがませてもろて さあ真剣な利き酒。姉御がいなくなったから朝市のお酒のレベルが下がったなんてことは天国の姉御にも顔向けできませんがな・・・

新酒から味が乗っている!という噂の雄町と渡船の山廃シリーズ。たしかに昨年のかちんこちんとは打って変わってやわらかい・・・でも2本ともに 酸度アミノ酸がしっかりありますので、秋に向けても安心の熟成をするであろうと思われました。そして 驚き感動したのが 昨年かちんこちんやった渡船が1年の時を経て素晴らしい~~~熟成をしていたこと!!秋になっても味のりしないので 店にも並んでへんだ渡船。ほんまに大器晩成型そのもの。やっぱり、ゆっくりじっくり時を経て飲んでいただくのが不老泉の山廃の醍醐味やと思いました。ので文句なしにえらばれたのが 山廃 渡船1年もん!

ほかにもいろいろ利かせてもらいましたのが 木桶純米大吟 新酒 と一年もん、亀亀覇の吉、91、そま天新酒、特純中ぐみ新酒、赤ラベル、亀の尾、からくち。山廃純米吟醸原酒むらさきと加水もん・・・・どれも クオリテイ高し。

優しい味わいが好みのともちゃんは 亀亀覇や加水もんを・・・・たしかに 優しい素敵なお酒。でもたぶん 朝市という場所ではきっと影が薄く、ええのに浮かばれへんというちょっと可哀想な結果になりそうなので残念ながら今回はぱす。逆に小川酒店では お客さんのお顔も浮かび ちゃんとお奨めできそう・・

そま天は1年もんがなくなったとこ・・・1年もんならお燗上がりすると思いますが 新酒はお燗は無理でも美味しい~ので冷の新酒として これも決まり!・・長くなったんで 続く・・・