はたこうしろうさんの 講演はやっぱり ものすごものすごよかったです
小さいころ大好きやった虫。その時に生の原体験をしっかり積みかさねてきはったこうしろうさん。
それが 中学 高校と 絵に夢中になって遠のいていはったんやけど あるときあるご縁で 眠っていた感動が呼び起こされて 虫好きが復活。
けど 原体験がしっかり根付いたものやったので 一挙により強く点火!やっぱり 生の感動体験はなにものにも変え難いんや。
今は本業の絵本作家にも 昆虫好きの目線やじっくり向き合うということがとても役に立っているそうな。
とにかく 前夜祭に続いて 楽しい講演のあとの今森さんとのトークもほんまにおもしろかった。
はたさんは さまざまな技法をつかって自由にいろんな絵本をてがけてはりまして まるで同じ人が描いたとは思われへん多種多様な絵本は とても魅力的。私は目が釘付けになり どれも絞ることが出来ず、5冊も買うてしまいました。
ある本なんかは フランスの匂いがしました。そしてそのことで興味深いことを聞きました。フランス人と日本人・・とくに京都の感性はすごく似ていると。独特の美意識をもっていて たとえばはたさんの絵本をフランスで出版しようとした際 えらくバックの色とかを変えはる。が それがとても粋で素晴らしい。(他の国でこのようなことになると えらいトラブルになるだけなんやけど)人間性もふくめて とにかく ふらんすとにほんは似ているらしい。
今森さんの新しい本もげっと!ええなええな。
下手な俳画を母と描いてるけど やっぱり絵はだいすきや。