酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

宵々醸亭 お酒の巻

今日は大津祭。そして昨晩は宵宮でした。

ず~~~~っと 続いている 大津祭りは不思議なことに雨が降ったことが無いんです。これは 神さんがついてはるからなんやと おばあちゃんからも聞かされて育ちました。

さてさて 宵醸亭のお酒のお話し。

浅茅生 渡り船 ひやおろし

山田錦の無圧搾り

笑四季 黒のセンセーション

竹生島の特本辛口の ちょい熟成バーション。

それぞれの個性がひかり 人気を博していましたが お燗をするとさらに抜群においしくなりました。

おけいはんは 神さんが降りてきた!!らしく ハイ 今!と ちょうどえええ温度でちろりを引き上げはりまして それが どれも 

ほんまにお酒の しかもお燗の神さんが お燗どころをおしえてくれはるというのですわ。

なんか 狐に包まれたみたいな 嘘のようなホントの話しでして。

もしかしたら 次回は降りて来はらへんのかもしれへんし 何ともおけいはんも不思議そうにしてはりましたが・・・・・・・・とにかく 不思議なことでありました。

神さん云々は置いていて ほんまにおけいはんのつけてくれはったお燗は 感動するくらい美味しかったんや。

京都の上燗やさんでプロのお燗つけのSさんも 来てくれはったんやけど いつもお燗を付けるときは 温度計を回すのも必ず時計回りに祈りながら回して お客さんにサービスしはるそうです。

どのお蔵に行っても 神棚がありますが お米といいお水といい やっぱり神さんがやはるような気がします。

あと 笑四季の黒いセンセーションは えらい平井さんが気に入らはりまして 最初感じた酸は飲み続けていくうちに消えてなくなり いつまでもいつまでも飲み続けられる 美味しいお酒やと。30号酵母と書いているので この酵母がしりたくて 思わず笑四季のあっくんに℡をしてはるくらいでした。

今入って来たばっかりの シロッコという旨いお酒は 越神楽というお米でできていまして、これも 神さんとのつながり 深そうや。

とにかく 神さんを感じる宵々醸亭の夜でありました。