酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大治郎 一博の巻

今度の日曜日は 朝市の10周年記念イベント。

そしてそして 酔醸会ブースは お待ちかねの大治郎一博!!

お二人とも引っ張りだこで 朝市自体もお酒決めも日程調整がむちゃ大変やった人気お蔵元。 そして 今日、近江鉄道に乗って太郎坊さんを拝みつつ お蔵に伺いました。
太郎坊宮前には 天狗さんが・・・


大治郎は 今年の純米 純米吟醸 吟醸 純米大吟醸 とあり 山廃吟吹雪は2012年。 火入は 純米吟醸は2010年。山廃吟吹雪は2011年。純米2012年。大吟醸ちゅうのもありまして、それは2006年。渡船純米吟醸も山廃は2008年とそうでないのんが2010年。山廃の火入れは 2008年とすご~~~~いらいんなっぷ。

一博はシンプルに純米と純米吟醸のそれぞれ 清酒とうすにごり。純米だけは火入れもありというラインナップ。


それらが、どれもこれも 甲乙つけがたい美味しさでした。ちょっと感動や。

ほんまに迷いましたんやけど。朝市ではやっぱり ここしかここならではのお酒が所望されるので こっそりお尋ねしますと 出てきました~一博は今年の純米で 貴重な直汲み中汲み。これは 5本のみ。そして 大治郎は 2011年の純米でこれは数ケースあるそうです。ほんで 勿論れあもんやから選ぶのではなく れあもんで且美味しい~ことがとても大事なので 利いてみますと

これに決まりました!一博はまだまだ シュワシュワ感が残っていてフレッシュやし 大治郎は老ねをほとんど感じず 味わいは今年のに比べても ぐんとこなれてヴァランスが良くなっていました。

そしてあとのお酒選びも 迷いましたんや。

そして 迷った末 一博は 純米吟醸清酒が 一番!ときまり。

大治郎は 山廃純米の火入れはあひるちゃんがハートマークをつけはりまして ほんまこれええ。ところが お燗をつけますと 山田錦の火入れがぐ~~んとお燗上がりをしまして。

さらに 渡船 純米吟醸生は ひやも抜群においしかったんやけど お燗するとさらに新しい魅力が生まれ これこそ燗よし冷よしのすぐれもの。ただし これはちょっこし高価なので それは苦しい部分でもありましたが やっぱりこれは美味しいし。出しまひょということで  やっと決まりました!
お忙しい中 ほんとうにありがとうございました。朝市当日は 大治郎さんと奥様の久美子さま そして一博さんと3人でブースに立ってくれはります!これは こうご期待どす。