酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

朝市のお酒えらび 富田酒造

朝市のお酒を決めに 最北の木之本へ。

大津からは右周りも左回りも同じくらいの時間。まさに半周。

駅をおりると 官兵衛さんの影響で観光客多し!

味わいのある石畳をとおって 久しぶりの冨田酒造に到着しました。

今巷で話題になっている シェリー樽酒の その樽にも出会えました。

輸入するのも 大変やったそうな。そして 色々商品化も大変やったんや。


あひるちゃんが ばっちり 書いておいてくれはるのでここでは 他の事を書きたいと思います。

メデアにものすご 頻繁に出たはるがために 誤解を招いたり またはやっかみもあったり・・・・ですが とみいと久しぶりに色々お話しして むっちゃ誠実にそして必死でお酒を造ってはるのが ようわかりました。また 訪れた際 小川酒店担当の伊藤さん(この人がまた ええ人なんです。)もやはったんですが とみいと伊藤さんのさりげない会話の中に 細かなお酒の変化を伝え合う光景も垣間見えました。蔵仕事の中 前回の朝市で活躍してくれはった中島さんも出てきてくださり またお母さんにもお出会いできて 温かいな~お酒は人が作るものなんやなあ~ということを感じました。

このところ 益々契約農家との付き合いが深まってきている富田酒造。

顔がはっきり見えるお米造りお酒造り。

そして その延長線上にある ものづくり・・・手ぬぐい Tシャツ ガラスの酒器 錫のチロリも。

お酒とモノ造りは ちゃんと繋がっていて 造られたものの中にある粋なセンスは デザインや素材や味ひっくるめてお客さんの心をつかむのやと この蔵を見て思います。東京に魂を売ったと よう言われはりますが 東京や世界をみるということは とても大事なことやと思うのです。東京や世界を感じながら 地元の農家さんとの密接な関係を築き上げてきてはるということは 素晴らしいこと。

魯山人自作!いつみても よろしなあ。

美しい梅。

ほんまにええ笑顔や。横に座ってくれはって どきどきしましたわ。やっぱり かっこええ。

あひるちゃんので 十分なのですが一つ付け加え。去年の50%玉栄 純米吟醸垂口が むちゃ品のよい絶品の美味しさ。これも 朝市限定でお出しします。これは れあもんです。

お燗もさせてもらいました。私がこれ お燗して欲しいなとFさんに言いますと 既にそれをお燗してくれてはるということが 何度もあり 優れた勘所 才能に。渡船の火入れが お燗

お忙しい中 皆々様 ほんとうにありがとうございました。春の朝市!こうご期待!

お土産に買った 黒田パン兵衛 とまとの生地に南瓜餡!べえ~してはります。