酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

滋賀のお酒の会 IN Hinaco

なが~~いお付き合いのなりちゃんのお店 Hinacoのワインバーにて 滋賀酒の会が行われまして ずうずうしくも行って参りました。

なりちゃんや 燦坐のボスにも相談させていただきながら、苦渋の選択のうえに選んだ6本・・・

それぞれが それぞれに存在感を発揮してくれました。ひとつひとつを説明させていただきながら とりあえず全てを飲んで頂き その後が好みのものをおかわり。そしてさらにお燗へ・・・

ここは不老泉ふぁん多し!なので

最初は不老泉の発泡にごり酒で乾杯!ついで  不老泉の雄町も お燗用に。もちろんこんな素敵な酒器も。錫のちろりは骨董市で。陶器のとっくりは魔法瓶のようにお燗したお酒を保温できるのです。後ろにはビクターのマーク

喜楽長あらばしりは冷やで バランスの良さに。近江籐兵衛 純米吟醸は熱めのお燗が。モンスーンは独特のアイスワインのような味わいに5年ぶりの芳弥の生の直汲み中汲みは パンチさんのご常連さんが一番好みやというてくれはりました

小さなお店で 満員御礼!

ここは基本的に正当なブルゴーニュ主体のワインバーなのですが 日本酒は滋賀のみ置いてくださっていまして、ワインがお好きやけどここで呑んでみた不老泉雄町にほれて今回参加して下さった方やら・・・・そうかと思うと 京都地酒バー膳さんのお客さん=日本酒 通のかたにも再会できたりして 私もむちゃ幸せなひと時でした。

料理もものすご美味しかったです。この豆腐&野菜は 白味噌酒粕と赤ワインとメープルシロップに漬けこんであります。

自家製合鴨の燻製!

滋賀から送った 鮎やいさざやもろこの炊いたんは レモンオイル&サワークリームと合わせることで ぐっと創作料理に!

ローストポーク。これも美味しい!なりちゃんは ソムリエールですが その前に腕のよい料理人なのです!

他にも蒟蒻と肝の炊いたん(これが私は天下一品やと思いました)や じゃが芋の上にクリームチーズと烏賊の塩辛を乗せたんとかもありました。

ブルゴーニュ主体なので ジビエが合うのですがジビエはなかなか受け入れにくい部分があるので 肝や豚や合鴨のお料理が充実していて 肉料理が特に人気!さすがなりちゃん!

ここはワインバーなので、日本酒もセラーにて管理。なので 管理温度が若干高くなります。それによって 面白い熟成をするのです。差し入れの日本酒は 少し前よりまろやかになったし、なんと半年このセラ―で眠っていた金亀90%は 酸味の後に甘みが産まれて美味しい白ワインのようになり、びっくり!けど そののちまた甘みが消えてしまってまるでシンデレラのようや。

そんなこんなで わいわい言いながら、色々遊ばせて頂きました。

皆々様 なりちゃん ありがとうございました!