酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

まだ続きます 座座 料理とお酒


鰤の甘酒 塩麹入り西京焼 麹の力で ジューシー!美味しい!これが 不老泉には面白いように合わず 大治郎には 合うたんや~。


クリームコロッケ 鮒ずしの飯を使ったコロッケ。ソースはトマトソースと玉葱 人参 大蒜。これが 北島のきもと88にばっちりこんこん。特に 冷めた状態よりも 温めるとチーズのようなコクが生まれ よりいっそう料理自体も美味しくなるし お燗したお酒とあわせると てっぱんです。

塩麹と醤油麹の筑前煮。これは 絶対不老泉のお燗があいます。お互いがとろけてしまいます。
醤により分解されたほくほくの牛スネ肉の土手煮。醤と甘酒に二日間漬けこまれ 生姜とともにことこと。さらに酒粕白味噌で仕上げられています。試食会の時も コロッケ同様 温めるとよりいっそうお互いの魅力が増します。

これは 以前書いたのですが、飯の癖を大蒜とグレープシードが消してくれるのです。ともすれば 茶色になりがちな醗酵料理やけど トマトソース添えのコロッケにしたり このラスクのような料理にすることで 彩も美しく 料理にリズムができます。さすがむーちゃん。

鶏ガラ味噌雑炊(塩麹の分解力)
これ 器も味わいも れあ~~~~です。鶏ガラが麹の力で旨味たっぷりに。これだけ 食べてへんのですが 美味しそうやった!

最後のデザートは蓬甘酒。ちなみに最初の乾杯酒は苺甘酒。美味。

今回 マック次郎さんもご参加で お燗の魅力を発信できたのではないやろか。それにしてもマック次郎さんのお燗は 素晴しい。神技です。カラダを温め ゆるめるお燗は素晴しい日本酒の魅力です。

語ってもろたお客さんも それぞれの個性でええお話しをしてくださり また 今回あえて小さい猪口で呑んで頂いたので 最後までちゃんと話しに耳を傾けてくれはったのも良かったと思います。

このイベントは 2017 文化で滋賀を元気に!賞」大賞受賞により 座長の橋本さん 一層ハードルをあげはりまして どないなるのやろ・・・と 不安になったり また混沌とした場面もあったのです。が、それぞれの想いはちゃんと譲らず 馴れ合いにもならず そんな中で新しい発見ができたりもして 企画までの道のりも遠かったけど あとの余韻もなが~~~~~く続くイベントになったと思います。それぞれ 夢に向かって歩いてはるひとたちなので このイベントがある意味大きな一歩になったのではないやろかと思います。

素晴しいお話しと鮒ずしを池島さん ありがとうございました。研究し尽くした 味わい深い醗酵料理をむーちゃん ありがとうございました。皆々様 ありがとうございました。