酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

‘味酒 かむなび にて不老泉とお料理を楽しむ会’

‘味酒 かむなび にて不老泉とお料理を楽しむ会’がもようされました、

姉御のみならず マック次郎さんまでおいでになりまして
最強のお燗メンバーにて会が始まりました。

どのお酒も お燗もお料理も完璧!!私はただひたすら楽しませてもらいました。

とくに奥琵琶湖のお酒は藤井君がうまいうまい!と言わはるにも関わらずその良さが見えず、今回は奥琵琶湖のよさに出会うことが私の小さなテーマでした。そうしたら この穴子の三五八漬け焼きに奥琵琶湖の熱燗が びっくりするくらい合いましたんや
思わずほんまに拍手してしまいました。このお酒はこういうお料理にお燗をつけていただくべく美味しいお酒やったんですなあ。

王様お雄町の生はいろんな野菜(山牛蒡・菊菜・蓮根・・)の蟹あんかけに・・・55度のお燗では昆布の旨みが利いていて、少し温度が下がった辺りで 今度は野菜の甘みによう合いまして・・・さらにすっかりお燗冷ましになったら、また新しい美味しさが生まれました。これは偉大なお酒やなあ~いとがーさんのお婆ちゃんの蕪すしも藤井君直伝の鯖のなれずしも塩豆も金目鯛焼霜もあんこう昆布〆も、いろんな不老泉にふさわしい味わい。さすがです!  

そしてそして最後は15年もんの京辻みりんのプテング。
まるでカルーアコーヒーでも入っているかのよう・・そやのにさらに深い味わい。それが参年熟成の60度のお燗にぴったしかんかん。このカラメル感がなんともいえないまりあーじゅでした。

不老泉のお燗まじっくと醗酵の冥利を堪能させていただきました。

両隣も、ちょっと向こうの方も、お馴染みの美味しい楽しいかたたちばっかりで、嬉しい夜でした。そして不老泉のお酒をもっと好きになれた夜でした。イヌガオちゃん、こんなすばらしい会を創っていただいてありがとうございました。