酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ながらの座座

朝市のあとは ながらの座座
俳句をしてはるかたも多く またMくんが 宴の最中に突然鼓をならしはじめはりまして 空気が凛として・・・・嬉しい!斗、と句と邦楽と日本酒と和食という和の文化が融合した素敵な時間でした。蕪村が沢山の酒に因んだ句をよんではりまして それを語る篠原先生もほんまにお酒がお好きで すばらしい・・・

白州正子さんや三輪明弘さんがかつて銀座で 文化が交流する空間をつくってはりましたが まさにこのながらの座座は大津の歴史文化を発信交流する空間になっているのやと思いました。

さてさて私とあひるちゃんは お酒と肴の盛りつけにおおわらわ。


赤蒟蒻の上には 福井さんの創作料理 九重さんの白味噌酒粕と八百与さんの奈良漬けとを混ぜた逸品…麩の上には菜の花の古漬け。ヒウオの上にはタニムメさん自家製のうるか。そして 沖島の鮒ずしと日本酒が欲しくなるものばっかり。あっ!このお皿 ヒウオにうるかが乗っていないということを今発見!

そして御大皿には 大友さんの蒲鉾 沖島の鮎の昆布巻き。鮒の子まぶしに酢味噌。比叡湯葉の生湯葉。おかあちゃんの海老豆。

差し入れに頂いた 蕪寿司も美味しいやん。

瓢箪の形をした生姜も自然の美味しさでいと嬉。

酒の肴の世界もいとおかし。