酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市 浪乃音の巻

朝起きたら!ものすごい雨!えらいこっちゃ!
が 天国のあねごがちゃんと見守ってくれはって 日差しまでさしてきてきらきらのお天気に。

中井さんも来てくれはりまして 賑やかな朝市になりました。

昨晩 息子が友人を連れて久しぶりに帰って来たのでおかんは嬉しいねんけど 店も土曜日で忙しかったので へろへろ。なので いつも以上にいろいろ不手際ばっかりですみませんでした。皆さんに助けられてばっかりや・・・・ ありがとうございます。

が、私どころか 中井さんも 東京行を含めて三連ちゃんというハードスケジュール!にも関わらず ええお話をお客さんにしてくれはります。

袋吊りの話しも興味深かったのです。本当に手間暇かかるし 目が離せないのやけど余花朗用にと 珍しいことに60%精米などのお酒も袋吊りをしはるのです。が 呑みくらべると繊細さや柔かさがぜんぜん違うと。辻さんが余花朗でのむ浪乃音はなんであんなに美味しいのか?と感動してはったこともありました。

またお酒は製造過程て グルコースがアルコールに変化して辛くなっていくのやけど しぼられるとまた甘みが戻ってくるのやそうです。さらに熟成させると よりまろやかに熟成による甘味がでてくるので この特純は時間の冥利を感じるお酒。さらに一年寝かせたらもっともっと美味しくなるはずやと言うてはりました。

むちゃ贅沢な斗瓶取りの人肌燗も、特純のお燗・・・・人肌よりちょっと高めも どちらもすんばらしかった!

お蔭さまでれあもんの 3種類は ほぼ完売!

寝ている特純。新酒の斗瓶取り。旨味のある辛口純米とそのにごりと それぞれに分かりやすい顔をもった素敵なラインナップやったと思います。

朝市で思うのは やっぱり奈良鹿(ならしか)というのんが お客さんの心をつかみます。

これからも 朝市では、れあもんというのだけではなく かつ美味しいお酒を選ばせて頂きたいと思いました。

中井さん あひるちゃん いぬがおちゃん きたいちゃん 似顔絵の福井さん ほんとうにお疲れ様でした。そして ありがとうございました。