玉栄ちゅうのは ちょっと難しいお米なんやけど ここのんはすぺしゃるかも。
ある人に聞いたら ここの玉栄そのものが違うのではないかと。
そのうえに冨田酒造の腕がからむように付いてきて ほんで七本槍の玉栄ができるのや。
今日も発注のときに うち担当Ｉさんにきいたら 山田錦も吟吹雪もあるけれど 玉栄が二〇としたら山田くんたちは一くらい。よほど玉栄に対する想いが強いのや。
そして つい最近初めて発売された 家倉さんの無農薬玉栄でできた無有は なんともう完売なのやそうです。
私はこの無有につきましては 生火入ともに ちょっこし小川酒店で寝かせてみようと企んでいます。
それにしても 七本槍は玉栄が蔵に合っているのやろなあ。
ここの純米大吟醸も 人気どす。
あと 森川農場の一七〇一酵母 限定醸造も かの堅田の穏座さんが愛飲してくださっています。
決して 軽いのではない 飲み疲れしないお酒 それはまとめ役としての酸があるからやそうです。ちゃんとボデイがあって それに相応しい酸の存在。そのためには 米にしっかり水を吸わせてしっかり溶かす。そして とみいとこならではの酸が生まれるのやな。
