酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ウイル

ピアニストの田中弥生さんのブログでシェアーしてはった ダニエルマエストロさんのお話し。難しくてわからへん部分もおおかったのやけど 心にびびびときました。

何かを表現しようとする意志 知識と感性を表現すること=ウイル。

音の不思議は物理を越えていて 相違点を指摘するものではなく 欲するなにかと自然の法則 音楽の法則のすべてがつながって連鎖して
統合されると言うお話しでした。

ほんで 深い知識と高い感性があれば 魔法が起きると言うのです!!

受け売りばっかりであかんのですが 結局のところ わからなんになりに 美しい自然や 良い音楽や芸術に触れることが 科学ではなんともわからへん 深い所のものを 音楽や画を通して フィードバックしてくれる、それが お酒を吞むというところの感性に 見えへんところで関わっているのやなあという事を漠然と感じました。自然の生き吹きを感じたり 美術館やコンサートにいって生の感動を肌で感じることはやっぱりだいじなことなんやなあと。

一方 お酒で言うたら 色々な味わいや香り さらに歴史的背景や農業的な視点や蔵元さん杜氏さんの人間性とか個性とかまでにもいたる さまざまな要素がばらばらに存在するのではなくて 繋がって統合されたクレシェンドなお酒が きっとええお酒なのやということ。けっきょくはバランスやろか・・・・・・

田中弥生さんの言葉によりますと 長年音楽に携わっていますと 音楽作品が、建築や他の芸術、人生そのものにも、かぶって考えられるようになって来ました。音楽は常にどの時代にあっても、目に見えない言葉にならない最高の秩序を世の中に発信していて、作曲家、演奏者、聴衆の人となりが、その時、限定の音楽との関わりを写し出す。何百年もの間、受け継がれてきた作品は、ミューズの神に微笑まれているだけあって、キラキラ崇高。その高みに登ろうと、一生懸命になることが、音楽家たちの苦しみの楽しみ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆・・・・・やそうです。

深いなあ~~~~