酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

トゥ―ランドットと ほんで 蝙蝠(こうもり)

大事の大事の空白の休日。

ヨガにいこか?美術館にいこか?実はかなり迷ってたんや。けど 夕方には料飲店さんの配達もあるし、家にいた方がよさそうやし…決定!

オペラ鑑賞!

妹のお見舞いにと オペラを私らに伝えてくれはったTさんから 沢山のオペラのCDや本を借りてまして、私は無理と思てたんですが、今日はこってり見せてもらうことにしました。こんな時しか見られまへん。

トゥ―ランドットと ほんで 蝙蝠。全然別もんやけど 両方よかった!!

オペラはほんまに 総合芸術や。

トゥ―ランドットは 当時82歳の皇帝役 ユグの枯れた でも深い歌声と 若い女奴隷 リューの美しい声に特に惹かれました。プッチーニが 死の直前まで心血を注いだ音楽なんや。有名な曲はクライマックスで何度も流れました。あの曲がこれやったんや。キムヨナの曲も!東洋風の音楽も舞台や衣裳も幻想的で素敵や。むちゃ 贅沢で絢爛豪華なオペラ。

蝙蝠は オペレッタで、ちょっと吉本新喜劇藤山寛美を彷彿させもして笑えます。

お酒のシーンが 愉しくて 乾杯の曲が最高!酒は元気の源!酒の王様 ほとばしるシャンパンで乾杯!人生を愉しもう。飲み明かそう!ハンガリーのトカイやスクポヴィッツなんていうお酒も出てきました。きつそうやけど楽しそう~

ヨハンシュトラウスの曲もええなあ。どの曲も心地よいのです。

なんかファルケ博士がサンシンのNさんに似てはる!!

この 二つのオペラを堪能して 素晴らしいお盆の一日目の休日が終わりました。Tさん ありがとうございました。

今もオペラ音楽が脳裏を流れています。オペラは最高や!

過ぎ去りし華やかな宴。ウイーン国立劇場で繰り広げられた まさに時のオペレッタ。一夜限りの夢。