酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

地酒を学ぼう 萩乃露の巻

月が丘自治会の地酒を学ぼうの第3回が 無事におわりました。

今回は自治会以外からも すぺしゃるでご参加のお客さんもやはりまして 14人さん。

皆さんとてもええお客さんで 楽しみながらちゃんとお酒を利いてくれはりまして、させてもらうこちら側も とてもやりがいがありました。

5種類のお酒は それぞれの味わいを楽しんで頂けまして 最後にどれがお好みか語っていただいたところ どのお酒ももれることなく気に入って頂けたので 私らも満足です。

が 一番人気やったのが 十水でした。

優しい甘み旨みやのに 鮮烈で後味が爽やか。 冷酒もこれまた美味しいのですが、お燗をするとエッジが利いて また新しい美味しさが生まれたのには皆さん感動。

そして 芳弥ももちろん お燗が素晴らしいこれだけが ちょっと寝ているので まったりとコクがあり 上品な熟成香、重厚な酸が魅力。

あとは 物語満載の里山も 唯一香り系の酵母が使われているので 甘味と華やかな吟醸香に 女性のお客さんが大喜びしてくれはりました。「里山」と十水は ラベルや背景の物語が 豊かなので 語り尽くせないくらい。今年の里山は例年以上に透明感があるなあとあらためて。

山田穂の直汲みは ワインみたい!シュワ感が素晴らしいと。キュート!

そして 今年の小川酒店の萩乃露イチオシ辛口純米吟醸も 秋田出身の男性のかたが いたく気に入ってくれはりました。おもしろいのですが この辛口純米吟醸をお好きなかたは 里山もお気に入りでした。

スペックに表わしてみますと お米も山田錦 吟吹雪 こしひかり 山田穂 日本酒度もマイナス5から+5まで様々。ほんまに 萩乃露のお酒というのは なんとバラエテイに富んでいるのかと びっくりぽんです。


ちょうど今月の朝市は萩乃露。

10月は萩乃露月間