酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不動明王 そして 仏像

三井寺にゆっくり行くことはなかなかないので もう一つの目的 不動明王さんも拝みに三井寺散策と紅葉狩り

ええとこや。

仰山不動明王さんがやはりました。不動明王は 「お不動さん」の 呼び名で親しまれるほど人気憤怒の恐ろしい 姿の内に秘めた大いなる慈悲の心と智慧の炎で人々の願いをかなえる存在なのやそうです。

従姉が 仏像が好きで勉強してるので またおせてもらいまひょ。

難しいことはよくわかりませんが 仏像の前にたたずむと 気持ちがええのです。掛け軸より 仏像が私は好き。

一切経を安置するための堂 一切経蔵もよかったで、す。中に入ると一切経を納める回転式の巨大な八角輪蔵があるのです。


閼伽井屋では 湧水のええ音が・・ 天智、天武、持統天皇の 産湯に使われたのやと思うと ちょっと感動。



実は 23日でお終いの滋賀県立近代美術館にも行ってきたのです。


琵琶湖文化館の足跡と新たな美術館 つながる美 引き継ぐ心


ここでも やっぱり仏像に惹かれました。

ポスターにもなっている帝釈天立像も それは素晴しかったし 日牟礼八幡宮にある男神像・女神像も あったかくて好き。

木造男神坐像も ええなあ。

また 琵琶湖文化館は 文化財を守っていくのが大変なお寺に お祭りのときだけ貸出をするということをしてはるので 文化財になって 常は文化館に大切に保存しているものも このまま縁がきれることなくそのお寺と繋がっていっているのやて。ええ話や。

なんでも 守って 繋がって 引き継いでいかなあかん。一方 未来に向けで 智慧と技術を駆使した現代ならではの仏教美術も創って行かなあかんのやな。と またまた 日本酒に置き換えてしまいますが 同じことなのやな。

滋賀 大津には 優れた仏教美術がほんまに沢山あります。正倉院展もすごかったけど 素人の私は 三井寺や近美の仏像もなんの遜色も無く素晴らしいものでした。もっともっと 皆さん見に来て下さいや。それに 静かやし ゆったり ゆっくり見られますので・・・・ぜひぜひ と自分の住んでいる大津を誇りに思えた一日でした。