酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

宝山園 観月会 試食会

宝山園の観月会が今年も行われまして その試食会にいってきました。

今年は 松の司&喜楽長
いつもながらに 素晴しいご馳走。

よりいっそう お酒に合うお料理になってきていると感じました。

特に八寸なんぞは これで延々呑めそうや・・・・

これには松の司の黒という 30%精米の東条山田が合され そのレベルの高さに改めてため息が出ましたんやけど このあと でたばっかりの 喜楽長のひやおろし純米常温が また違って良いのです。しかもこのひやおろし、この常温の微妙な温度と器が絶妙で うれしくなりました。

焼きものには 松の司はアルテイマスというこれまた 30%の今度は大吟醸が合わせられまして これも。こんな高精米をしてはるのは 滋賀ではほんまにここだけ?と いろいろないみで 興味深々の松瀬さん。
そしてそして 喜楽長はここで +14の純米吟醸の ぬる燗を合わせます。

喜楽長ひやおろしも +14も きっとお酒単体やったら きっと 素材や磨きの違いも含めて 差が歴然やったかもしれへんけど 温度と料理をあわせることで 違う立ち位置でとてもよかったのでした。

つい先日大阪で行われた ある意味すごーい会でもよく似たことが言えたようです。聞いた話なんやけど、ブラインドで単体で利いたら 結構厳しい評価をされたお酒が 料理とあわせると 同じお酒やのにどんどん評価がよくなっていったそうなんです。

前の記録をみると 去年も試食会の最中に直くんから電話があり 里山に御飯があうと・・・今年はほやほやの翌日にやっぱりラブコール。

色々話に花が咲き 松の司のきもとが直くんはいっちゃん好きやそうです。きもとも吞んで見たかったなあ~それと 酒屋さんで2010年から寝かせてはった アゾラの斗瓶取。正直そないに感動せえへんだと 直くんに言いますと わからんで~~~翌日 翌々日 うまなってるかも・・・・・なるほど。

これやから お酒って面白いなと思います。お酒って きっとどれも美味しいのやと思います。それを どう提供するか 生かすか 遊ぶか。それちゃいますか~と。直くん 若いのに すごい!


満員御礼 今回はお酒好きの女性も多いそうです。こんな素晴らしい時間をすごさせてもろたので 誠心誠意を込めて 務めさせていただきます。鈍くさいこと せんように・・・・・・・・・・・!