酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市 大治郎の巻

雨模様でしたが 大治郎さんご夫妻 早くから朝市会場にお越しいただき 賑やかで充実した朝市になりました。

6年物はれあーということで やっぱり完売。

朝市にはこの奈良鹿(ならしか)・・・・は ほんまに大事なんやということを再認識しました。

羊雲のような…テデイベアのような スタンダードな純米は 美味しいけど 
普通に売ってるし 考えてみればうちのお得意さんの飲食店さんにはほぼこの純米が並んでいるので あえて朝市で買わはらへんのや・・・・と なっとく。

で 結局大治郎さんもいうてはったけど ひやよしお燗よしで
一番人気やったのは1年もんの山廃でした。

滋賀県で山廃 きもと どっちもしてはるのは大ちゃんとこ一蔵やけど その山廃の意味をひしひし感じました。

思い起こせばお酒選びにいったときも 皆で満場一致できまったのがこの山廃やったなあ。

今回 大治郎を愛するたるちゃん 前掛けも大治郎 Tシャツも大治郎と気合けど 始まるやいなや 新聞紙を広げて 量り売りの職人・・・黒子になってはります。最後のほうに やっと全面にではって・・・謙虚なお人や。ありがとう!

お馴染み朝市すたっふも ありがとうございました。

でもでも きもと吟も その純米も ほんまに美味しい。いつも朝市前日に利き酒をするのやけど あるピンポイントの時点で きもと吟と 純吟6年もんのお燗の味わいが むっちゃ似ていてびっくりポンでしたんや。けど 温度が下がっていくと それぞれの味わいになっていきました。けど ほんまにその瞬間はそっくりの双子みたいやったんや。

とにもかくにも言えるのは 大治郎のお酒は どれも秀逸。
おいしおいしいっちゅうことや。大ちゃんご夫婦のお人柄もお酒に染み入っています。

雨の中 お越しいただいたお客様そして スタッフのみなさま ありがとうございました。

今回ラベルを描いてくれはった kさんも ありがとうございました。車石の味わいのある字。
素敵素敵でした。