酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大治郎 朝市のお酒選び

朝市のお酒決めに 大治郎さんへ

ずらりと並べられた大治郎~
左から生シリーズ。山廃だけ一年お兄ちゃん。あとは 今年のお酒2017です。


右からは火入 きりょうよしは、等外米を使って作られたコスパ抜群のお酒。所謂浅見君

純米大吟醸純米吟醸の火入れは 2015とちょっとねてはります。あとの純米と山廃は2016

亡き姉御と大ちゃんが ちょっと討論をしたことが 懐かしく 当時は 大ちゃんは シャイであんまり口数も少なく、また 寝かせると言うことは考えてはらへんだんです。・・・・それが 今は ほわんとした優しい雰囲気はそのままやけど自分の言葉で謙虚やけど誇りをもって語ってくれはります。 そして 秋上りの後半味が乗るように 設計を変えることをしはるようになりまして 姉御天国から 笑てはるやろな。

さて 利き酒させてもらいます。どれをのんでも ほんまに美味しい美味しい。
 
おけいはんは悶絶で どれもええので 決められへんと。
ほんまに そや・・・・どれも美味しく 純米吟醸の火入れも料理と合せたらむっちゃ美味しいとか。3本がなかなかきまりまへん。

迷った末 お燗上がりが最高にすばらしかった 秋の香り漂う山廃生が決定。

大ちゃんの提案で 吟シリーズにしたらどうですか?それは名案。

生の大治郎は おけいはんはテデイベア Tちゃんは羊雲と表現しはりましたが やわらかく ほわんと味わいや香りがひろがって 素敵なお酒。一年もんの酸のしっかりした 純米もそれはそれで 落ち着いて魅力的やけど このほわんは 朝市には絶対喜ばれそう。

そして もう一本は きもと!私は個人的にはきもとの中でいちおし。なんちゅうても 朝市の大のご常連さん Aさんが櫂入れをし Fさんが 雪かきをはじめ泊まり込んで造りを手伝わはったので 想いもひとしおなのです。

そやけど 大事な朝市ならではの れあ~なお酒も欲しいと 無理をいいましたら 5年もんの純米吟醸の滓酒をもってきてくれはります。面白い味わい。マニアックやけど 好き。そして 呑んだことのない味わい。これも サブ的に行きましょということに相成りました。続