酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

むーちゃんのご馳走

ながらの座座で 黒檀を巡る ある宴がありまして。

大遅刻で伺ったのですが 香道も体験しました。

キャラ・・・・・素晴しい上品な香り。

大変稀有な貴重なものらしく・・・・この道も深い。

その宴で むーちゃんが 御馳走をつくってくれはりました。

色も美しい。そして これを特製ソースで和えますのや。

和えたのがこれ!

赤蒟蒻は甘目に炊かれていて 他のお野菜 独活 菜の花 などは それぞれに地漬けしてあります。地漬けちゅうのは お漬けもんみたいに塩漬けしはるのかと思ってたら 違いました。むーちゃんに教えてもろたところによりますと。青物の色を綺麗に残したいときは野菜を湯がいて氷水に落とし、吸い物より濃い目の味を付けたお出汁に漬け、これを地漬けというのやそうです。知らなんだ言葉は新鮮で 心に心地よく響きます。

そして なんと鮒ずしの飯と豆腐 隠し味に生クリーム そして 砂糖醤油で味付けをした特製ソースで和えてあります。お酒に合います!

もう一品は 自家製唐墨がたっぷり入った 蕪寿司。

右下は いさざの炊いたんやけど 胡桃が和えてあってその食感がええ感じ。

私は手土産に竹嶋栄三郎を持って行きました。

綺麗な香り 綺麗な甘み ものすご完成度の高いお酒やと思います。
皆さんも・・・・・大大大絶賛!

むーちゃんの 春を思わせるサラダとおんなじ空気をかんじる素敵ならべる そしてお酒です。